【Leica】 金曜フードショー☆第4回 ITDOO ズミクロン50mm、ズマロン35mm用フード
みなさん、こんにちは。「金曜フードショー」へようこそ!
レンズフードは、フレアやゴーストなどの原因となる有害光のレンズへの入射を防ぐためのものですが
レンズフード自体がコレクションの対象にもなっています。
このコーナーでは、実用的なものや変わった形のものなど多種多様なレンズフードを取り上げていきます。
今回紹介するのは、ズマロン35mm、ズミクロン50mm兼用の 「ITDOO」です。
第2回の「SOOFM」にかわって 1956年に登場しました。
ラッパ型でシンプルですが、たいへん美しいデザインだと思います、いかがですか?
内側は、乱反射防止のミゾが丁寧に彫られています。
取り付けは、両サイドのボタンを押し、4つの爪を引っ込めた状態でレンズにはめ、手を離すと固定されます。
この溝を爪でガッチリつかみます。
また、フードをレンズに逆向きにかぶせた際(50mmレンズで可能)の傷防止とフードが簡単に外れないようにベルベットが貼ってあります。
ただ、経年劣化や貼り換えによって、フードを逆向きにかぶせ難いものもあります。
一番上の写真は、M3 + ズマロンM35mmF3.5 、↓こちらは M3 + ズミクロンM50mmF2 です。 どちらもカッコいいですね!
フィルター径39mmでフードを爪で固定する35mm、50mmのレンズに取付けできます。
下のように 最新のライカM + ズミクロンM35mmF2ASPH.+ ITDOO という組み合わせもおもしろいですね。クラシックな雰囲気になります!
いや~フードってほんとにいいもんですね!