【Canon】色褪せることないEOS 5D MarkII
2008年11月。このカメラが登場してから経った年月は5年を優に超える。
にも拘らず、この「Canon EOS 5D MarkⅡ」というカメラは今でも古びたカメラというレッテルを貼られることはなく、
第一線で活躍し続けているカメラである。
従来機より格段に上がった階調の豊かさ。
そして暗がりの場所でも積極的にISO感度をあげる事に躊躇を要しないノイズ処理の巧さ。
発売から5年以上が経過した今、このカメラで撮影をしても、その性能の高さには今尚驚かされるであろう。
ファインダーを覗かず液晶モニターを用いて、
ホワイトバランスなどの情報も加味された画の出来上がりを予め画面に表示しながら撮影する
― ライブビュー撮影 ―
装着したレンズの情報を読み取り、そのレンズ固有の周辺光量を自動的にカメラ内で補正する
― レンズ周辺光量補正機能 ―
そしてEOSシリーズ初となる
― フルHDでの動画撮影機能 ―
現代のカメラでは当たり前となったデジタルカメラとしての機能も、この5D MarkⅡの時代では新鮮なものであった。
上記の最新機能は今もなお色褪せないものではあるが、このカメラは同時にノスタルジックな気分にもさせてくれる。
現行機であるEOS 5D MarkⅢに比べ、角ばった武骨なボディ。
マグネシウム合金で包まれたボディはグリップを握っただけで堅牢性が高い事を実感する。
しかし男性的なタフネスさとは一変してシャッター音は随分優しい。
カタンと落ちるシャッターは、耳障りでなく、写真というものを一枚一枚を大切に撮る事の大切さを思い出させてくれるようだ。
こんな素晴らしいカメラも、今では手の届く価格にまで落ち着いてきている事は実に嬉しい事だと思いませんか?
中古市場での人気者、EOS 5D MarkⅡ。
在庫多数ございます。
あなたのフルサイズ機デビューにいかがでしょうか。
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