【Leica】 M-P(Typ240)をじっくり見てみる。
本日 2014年9月13日発売。
『Leica M-P(Typ240)』ブラックペイント
「開封の儀」では動画をご覧頂きましたが、本稿ではじっくりと静止画で外見をご覧頂きましょう。
正面の赤いLeicaロゴの代わりに配置されたマイナス螺子。
この部分に配置される螺子はメンテナンスハッチの役割を果たしていますが、注目すべきはその大きさ。
歴代のM型ライカには無い巨大な螺子が採用されています。
ブライトフレーム用の採光窓が無くなり、すっきりとしたトップカバーのデザインですが、
この無骨な螺子のお陰で、ちょうどいいバランスを保っています。
ブラックペイントは、やや艶を抑えた仕上がり。
使い込めば、輝きに加えて愛着も増す筈。
背面を見ると、従来のM(Typ240)に比べてなんだか落ち着いた立ち姿。
シルバークローム仕上げだった右肩のダイヤルとINFOボタン周辺部が、M-P(Typ240)ではブラッククローム仕上げになっています。
背面の液晶はサファイアガラス。
じっくり観察すると、宝石を模したマークがパネル右端に。
・・・見えましたか?
ソルムズからウェッツラーに本拠地を戻した本年。
当然、トップカバーへ刻印される筆記体ロゴも「LEICA CAMERA WETZLAR GERMANY」に。
なかなか購買欲を刺激しますね・・・。
バッファメモリを2Gに増強し、撮影レスポンスは更に向上。
旧来のCCD搭載機とはまた違う、現代的な“デジタルカメラ”へと成長しています。
M-P(Typ240)が搭載しているCMOSセンサーは、
通常のカメラ用センサーのみならず産業用センサーにも精通する、ベルギーを拠点としたCMOSIS社製。
国産機とはまた違った写真表現を可能にし、高感度におけるノイズ処理も独特なもの。
M8から受け継がれたCCDセンサーの独特な描写に慣れたライカユーザーにも、このCMOSセンサーはお勧めできます。
外見/機能共に、一つの完成系と言っても過言ではない『Leica M-P(Typ240)』
ブラックペイントは本日発売です。