先月は1位・2位がCanon、3位・4位がNikonの順番でしたから、綺麗に入れ替わった感じです。
さらに10位までも見事に整列したような配置になりました。
2ヵ月目のCanon EOS M3が少し落ち着いたとはいえ、人気も高く保持していますから、
その上をいくNikon勢が今月いかに頑張ったかがうかがえます。
しばらく巷ではNikonユーザーを見かける率が高まるかもしれません。
また面白いところでは、SONY α7SがSONY α7IIを上回ってランクインしたところです。
ラインナップの充実してきたフルサイズ対応Eマウントレンズでの高画質高感度撮影の楽しさや、
マウントアダプター使用時のα7Sの優位性がカメラ雑誌に紹介されていることも影響しているでしょうか。
今回のランキングは、大型連休中のお買物状況もおおいに反映しています。
２大メーカーが上位を占め、ミラーレス機で高い人気を誇るSONYが食い込むという堅実な結果となりました。
他メーカーの巻き返しにも期待したいところです。

今月は、Nikon D7100がCanon EOS7D以下に少し水をあける形で1位を獲得。
Nikon D7200が浸透してきたことで、中古の個体数が増えたことが原因か。
今後も「D7100 vs EOS 7D」「D800 vs EOS 5D Mark II」の対決構図が
中古市場の上位を占めることは想像に難くありません。
5位以下のCanon・Nikon対決に割って入ったのがSONY α7。
こちらもSONY α7IIの人気で中古価格がこなれてきたので、
個体数さえ増えれば一気に上位に来る可能性を秘めています。
ランク外の情報もお伝えすると、同じミラーレス機のOLYMPUS OM-D E-M5やOM-D E-M1、
Canon EOS M2やEOS M、FUJIFILM X-E1などが20位以内に入っています。
新品ランキングでのミラーレス機の動向を見ると、中古市場でのランク内の入れ替わりもあり得そうです。