PHOTO NEXT 2015 レポート その1
2015年6月2日、東京ビッグサイトにてフォトグラファーズ&ビジネスフェア「PHOTO NEXT 2015」が開催されました。
今年もカメラメーカーから写真加工のサービスを行う企業まで、多種多様なメーカが115社以上出展。
多彩なプロ機材やサービスが紹介されています。
注目の新製品の発売を控えていることもあり、また最新のデジタルサービスの情報収集に見学してきましたのでご覧ください。
まずは注目の新機種の発売を控えているCanonブースへ行ってみましょう!
ずらりとCanonのカメラが並ぶ試写コーナー、その中に“例のカメラ”がありました!
6月中の発売が予定されている5060万画素フルサイズ『5Ds』と『5DsR』!入場開始直後に向かったので贅沢にも2台を両手持ちでパシャリ!どんな画を見せてくれるのか非常に楽しみな機種です!
そしてムービー派に注目されているビデオカメラ『XC10』もありました!
小型ながら4K対応の1インチCMOSセンサーを内蔵し、光学10倍ズームのレンズとチルト式液晶モニターを搭載している機種です。
続いて向かったのはFUJIFILMのブースです。
6月25日に発売予定の新機種『X-T10』を実際に触る事が出来ました!上位機種X-T1と共通のセンサーを内蔵しながら、ポップアップストロボやオートモードの追加などビギナーユーザーにも使いやすい機種になっています。
取材用にX-T1を持っていたので並べてみました!右側にあるのが『X-T10』、横幅が少し短いのが分かりますでしょうか?手に持つと見た目以上に違いを感じられます。
そして注目の新レンズ『XF90mm F2 R LM WR』もありました!
ポートレート撮影での描写力が気になる1本です。
さぁ、続いては60年以上の歴史を持つ老舗光学メーカー・コーワのブースのご紹介です!
コーワと言えばフィールドスコープのイメージが強いですが、昔は中判カメラや一眼レフなども作っていたメーカーです。
そして数年ぶりにマイクロフォーサーズ用レンズとして復活した『プロミナー』はデジタルカメラグランプリで金賞を受賞(KOWA PROMINAR 8.5mm F2.8)するなど高い評価を得ています。
担当者にお話を伺った所、「いままで医療用・工業用レンズの製造は継続していたので、その技術をマイクロフォーサーズフォーマットへ応用することが出来ました」そして「来年のCP+までにもう1本発表できる様に頑張っています。次の目標はフルサイズ用ですね」という注目の発言も!今後のラインナップに期待が持てます!
つづきまして、次に向かったのはDNPフォトイメージングジャパンのブースです!
中判デジタル機・デジタルバックで有名な『Phase One』のラインナップがずらり!
レンズはドイツのシュナイダークロイツナッハです。
40-80mmの大きなズームレンズを装着!デジタルバックのセンサーは6000万画素の645フルサイズCCD!超高画質を実現するこの組み合わせですが、その重量は約5Kg!そしてお値段は約600万円!
そして『PHOTO NEXT 2015』はカメラだけでなく、フォトスタジオ向けの機材やプリントを扱うブースが多く出展している展示会です。その中から気になったブースをちょっとご紹介したいと思います!
照明機材の各メーカーでは実際のスタジオ撮影を想定したセミナーを行っていました。
3Dプリンターを紹介するブースも数多くあります。
アクリルにフィルムプリントを貼付けたフォトフレームもありました。光が透けてとてもキレイです。
着物のようなフォトアルバムがありました。思い出の行事には特別なアルバムで写真を残したいですね。
Canon、FUJIFILMの新商品を実際に手に取れたのは非常に嬉しかったです!
そして貴重なお話を聞けたのがコーワでした。プロミナー銘の完全復活は日本のモノ作りの力強さを感じました。
『PHOTO NEXT 2015』レポートはまだまだ続きます!第2弾も是非ご覧下さい!
『PHOTO NEXT 2015 レポート その2』はコチラから