皆様こんにちは！
「今再びのCONTAX」です。

今回ご紹介するのは、「Distagon T*28mm F2 MM」です。

こちらのレンズは、一言で言うと「レアモデル」
製造期間が短く、流通数が少なかったため、
中古市場でもなかなかお目にかかれない銘レンズです。
現在でも人気が高く「幻のレンズ」などと呼ばれることも。

今日はそんな貴重なレンズと共に、思い出の地を巡って来ました。

F2 1/320 ISO100
さて。思い出の地と先程書きましたが、ここは江古田。
私の祖父母が住んでいる街です。
小さい頃はよく遊びに来ていました。
ちなみにこの神社は、私が七五三を祝った思い出の場所。
千歳飴で両手をべとべとにしたのを覚えています。

F2 1/640秒 ISO100
こちらは開放での撮影ですが、
花の産毛までしっかりと写しだしてくれています。

F4 1/640秒 ISO100
美大があったり、昔ながらの建物があったりと、
あまり知られていませんが、江古田は意外と撮りがいのある街なのです。
レトロな街並みには、レトロなレンズがよく似合います。

F2 1/640秒 ISO100

F5.6 1/250 ISO500
広角レンズながら、重さは530gとなかなかの重量。
Distagon T*28mm F2.8は280gなので、倍ほど重さが違います。
肩にかかる程よい重みが、撮影意欲を掻き立てます。

F2 1/500 ISO100
最近すっかり涼しくなって、夏がどこかにいってしまいましたね。
夏は朝顔、紫陽花、向日葵等たくさんの花を撮ることができました。
秋は花はあまり咲きませんが、イチョウや紅葉を撮るのが今から楽しみです。

F2 1/640 ISO100
開放での描写はとても優しい写り。
この写真は西日が射していたおかげでより柔らかく優しい雰囲気になっていますが、
ピントが合った部分もソフトフォーカスがかかったようにじんわり滲んでいます。
女性や子どもの撮影に向いていそうなレンズですね。

F2 1/400 ISO100
「キレイにぶどうが生ってる！」と思って凄くテンションがあがったのですが、
家に帰って写真を見返してみたら、どう見てもレプリカでしたね…。
そもそもぶどうはこんなところに生りませんね…。
ちょっと恥ずかしいエピソードでした。笑

F2 1/1250 ISO100
レアモデルだからか、インターネットを調べてもこのレンズの情報はあまり出てきません。
このレンズの中古品に出会えたら、ラッキーなのかもしれませんね。
（ちなみに8/30時点でマップカメラには1点在庫がございます！）

F2 1/1250 ISO100

F4 1/800 ISO100

F2.8 1/500 ISO100
狭いコインランドリーの中も、広角レンズならラクラク写せてしまいます。

F4 1/500 ISO100
江古田で撮影した最後の一枚。
ここにはよく祖母と一緒に来ていました。
じゃんけんのアーケードゲームがあり、「もう帰ろう」と言われるまで
ずっとそのゲームで遊んでいました。
確認してみたらもうそのゲームは置いておらず、
よく一緒に遊んでくれた祖母ももういないので、なんだかしんみりとしてしまいました。

F2.8 1/500 ISO100
新宿では現在「新宿クリエイターズ・フェスタ」が開催中です！
並び立つ高層ビルの随所にアート作品が展示されています。
9/6までのイベントになりますので、マップカメラにお立ち寄りの際は
ぜひ新宿駅周辺を探索してみてください！

F8 1/1000 ISO100
Canonのサービスセンターで愛機の6Dのセンサー清掃を頼んでいる間に、
近くのビルの展望フロアまで足を伸ばしてみました。
すると、ちょうどよく空から光の線が降りてきていたのですが、
この光の線、「薄明光線」と言うそうです。
別名「天使のはしご」とも呼ばれるとのことですが、
見た目もさることながら、名前もロマンチックでなんだか素敵ですね。

いかがでしたでしょうか。
広角レンズでありながら、歪みが気になる場面はありません。
レアモデルと呼ばれるに相応しい描写力も魅力的です。
今回は生憎の曇天でしたが、晴れの日に撮影したらもっと違う顔を
見せてくれるのだろうな、と思いました。

また、今再びのCONTAX!Vol.24でAEタイプの作例も掲載しています。ぜひご覧ください。

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