【Leica】金曜フードショー☆第20回 12459 M35mmF2.5、M50mmF2.5 用フード
みなさん、こんにちは「金曜フードショー」へようこそ!
レンズフードは、フレアやゴーストなどの原因となる有害光のレンズへの入射を防ぐためのものですが
レンズフード自体がコレクションの対象にもなっています。
このコーナーでは、実用的なものや変わった形のものなど多種多様なレンズフードを取り上げていきます。
今回紹介するのは、ズマリットM35mmF2.5、M50mmF2.5用の12459 フードです。
12459は、ライカ初のM型デジタルカメラ「Leica M8」と同時に登場した
「ズマリットM35mmF2.5、M50mmF2.5」用としてレンズとは別に発売されました。
金属製の角型ネジ込みフードです。
レンズに取り付けるには、まずレンズ先端の化粧リングをはずします。
レンズ鏡胴外側にネジ切りが現れるので、そこに12459をネジ込みます。
「ん?」ネジ込み式のフードは、ふつうは丸型のものですよねぇ。
ネジ込んでいくとどこで止まるかわからないですから。
そこでライカはひと工夫しています。
矢印で示したところ、フードとレンズにそれぞれ切欠きがあります。
これによって、ネジ込んでいった最後に取付け角度をほぼ水平に固定する仕組みになっています!
最初に「金属製の角型ネジ込みフード」と表しましたが
これは新型の「金属製角型ネジ込み水平固定式フード」といったところでしょうか。
※フィルターは、内側のネジを使うのでフードと併用できるのでご安心を!
このタイプのフードは、その後登場した「ズミルックスM35mmF1.4ASPH.」などにも採用されています。
ライカは、フードも進化し続けているんですね。
いや~フードってほんとにいいもんですね!