【Leica】金曜フードショー☆第24回 12544 ノクティルックス 50mmF1.0 用フード
みなさん、こんにちは「金曜フードショー」へようこそ!
レンズフードは、フレアやゴーストなどの原因となる有害光のレンズへの入射を防ぐためのものですが
レンズフード自体がコレクションの対象にもなっています。
このコーナーでは、実用的なものや変わった形のものなど多種多様なレンズフードを取り上げていきます。
今回紹介するのは、12544 ノクティルックス 50mmF1.0 用フードです。
ノクティルックス 50mmF1.0 には、4つのバージョンがあるのですが
今回は3つめのバージョン、フード取付け用の溝がレンズ先端にあり、E60フィルターを使用するタイプ に対応したフードです。
ノクティルックス 50mmF1.0用には3種類のフードがあり、それぞれ互換性はありません。
(4つめのノクティルックス 50mmF1.0 は、フード組込み式のため、単体のフードはありません。)
上写真のように「12544 M1/50」、反対側には「LEITZ CANADA」の浮き彫りがあります。
1つ前のモデル「12539」とほぼ同じ大きさですが、レンズへの取付け方法が変更になったため、
少し全長が長く、重くなりました。
ファインダーのケラレ対策のスリットは、こんな形です。
フードをレンズに固定するための4つの爪がありますね。
取り付けは、両サイドのボタンを押し、4つの爪を引っ込めた状態でレンズにはめ、手を離すと固定されます。
この溝を4つの爪が掴みますが、角度は自由に動かせるので、
ファインダーを覗いたときに邪魔にならない(ケラれない) 位置に合わせましょう。
時代ごとにフードに対する考え方が変化しているんでしょうかねぇ。
取付け方法や材質のバリエーションがたくさんあって、どんどん興味がわいて来ます。
いや~フードってほんとにいいもんですね!
復刻されたノクティルックスM50mm F1.2 ASPH.も注目です!