最近少しずつ涼しくなってきて、やっと撮影にちょうどいい気候になってきた気がします…。
暑いのが本当にダメなので、ほっと一安心。

今日ご紹介するのは、まだまだ暑い5月に撮影した写真です。
ボディはCanonの6Dですが、そこにレイクォールのマウントアダプターを介し、
ニコンの単焦点レンズAi Nikkor 50mm F1.2Sを付けてお散歩をしてきました。

最近「オールドレンズと言えばα7！」とよく耳にしますが、
キヤノンも色々レンズをつけて遊べるんです！
コンタックス、ニコン、ペンタックスなどなど…
しかも、キヤノンのアダプターは薄い！
個人的にはこれがとても魅力的です。

よく「もっと小さいマウントアダプターはないんですか？」と聞かれますが、
フランジバック（センサーからレンズのマウントまで）の長さで
マウントアダプターの大きさ（厚み）も変わります。
このメーカーのアダプターは大きい、とかそういうことでは無いのです。

簡単に言ってしまうと、
「フランジバックが短いほどマウントアダプターを介してつけられるレンズが多いけれど、
一眼レフ用のレンズを使おうとするとマウントアダプターも大きくなる」
ということです。
逆に、フランジバックが長いほどつけられるレンズは少ないですが、アダプターはコンパクトです。
（装着するレンズにもよります。）
6Dは一眼レフなので、ミラーがあるぶんフランジバックが長いため、
つけられるレンズもミラーレスに比べると少ないです。
ですが、そのぶんアダプターは薄くてコンパクトというわけです。

さて、冒頭から長々と説明してしまいましたが、いよいよ出発です。

ふわっとソフトフォーカスがかかったかのような描写は、F1.2の明るさだからこそ出せる味。
6Dはライブビューでの撮影時にピント拡大が出来るので、細かいピント合わせに役立ちます。

平日の昼下がり、誰もいない電車の中で。
ついつい撮りたくなってしまうシチュエーションです。

このレンズは2002年発売なので、もう13年も前のレンズになります。
2002年が13年前、と今確認してびっくりしてしまいました。
月日が経つのは早いものです…。
ちなみにこちらのレンズはまだ新品の販売もされている現行品になります。
長い間愛されているレンズなんですね。

花びらのしっとりとした質感が、画面越しでも伝わってきます。

開放で地面に置いて撮影してみたら、ぐるぐるボケが出ました。
最近のレンズではあまり見られないボケ方です。

ボケ味も美しく、逆光にも負けません。
360gと軽量なのもうれしいですね。

なんとこのレンズ、マップカメラでは中古が4万円台から出ております。
この明るさのレンズが、こんなお値段で買えるとは…。
コストパフォーマンスの良い優秀なレンズですね。

タワーマンションがそびえ立つ中、ぽつんとあったタリーズコーヒーへ。
ここもガラガラでした。こんなゆったりした時間が味わえるのは、平日休みの特権ですね。

時間が変わって、夜。
夜に強い6Dと、F1.2という明るさのレンズは最強の組み合わせ。
まさに鬼に金棒状態です。

ここは大崎駅へと続く階段なのですが、
大崎駅は造りが近未来風でカッコいいので、夜になるとよりいっそう写真栄えします。
大崎駅の近隣も散策してみるとなかなか楽しいのでオススメですよ。

いかがでしたでしょうか。
ニコンのマニュアルレンズは他にもいろいろとありますが、
どのレンズも比較的お求めやすい価格となっております。
これから冬に向かっていくに従って、日もどんどんと短くなっていきます。
そんな時に、明るいレンズは重宝すること間違いありません。

私はニコンのボディを持っていないので6Dにニコンのレンズを装着しましたが、
マウントアダプターの登場によってレンズの選択肢の幅が広がったのは、本当に嬉しいですね。
今回使用したレイクォールのアダプターは日本製なので、
数あるアダプターの中でもより信頼のおけるものとなっています。

他にもたくさんのアダプターがございますので、
ぜひ一度マップカメラのマウントアダプターのページをご覧ください。
写真の世界がぐっと広がる、便利なアイテムです。

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