【Nikon】サーキットに行こう16
2015 FIA 世界ツーリングカー選手権シリーズ JVCKENWOOD 日本ラウンド(WTCC)
2015 FIA World Touring Car Championship JVCKENWOOD Race of Japan
世界ツーリングカー選手権(WTCC)が
栃木県、ツインリンクもてきで初開催となりました。私雨男も初観戦!
可能な限り沢山のチーム、車を撮影できればと思いヘアピンで待ち受けると・・・
LADA Sport Rosneft ニコラ・ラピエール
初っ端からマニアックなクルマ出ました。ラーダ・ヴェスタというロシアのクルマ
みなさんご存知でしたか?私は知りませんでした。
ドライバーのニコラ・ラピエール選手は以前WECでトヨタをドライブしていました。
Craft Bamboo Racing グレゴワール・ドゥムースティエ
こちらはシボレー・クルーズ
やはり日本には馴染みの薄い車種が多い印象です。
Castrol Honda WTC Team ティアゴ・モンテイロ
シビックタイプR!見知らぬ地で日本人に出会った様な安心感!
(とはいえこの車も日本未発売なのです・・・)
ドライバーのティアゴ・モンテイロ選手は元F1ドライバー
2005年アメリカGPでの表彰台は(いろんな意味で)僕らレースファンの記憶に残っています。
ROAL Motorsport トム・チルトン
こちらもシボレー
アメリカのナスカーを彷彿させるカラーリングです。
ROAL Motorsport トム・コロネル
眩しいイエローがサーキットに映えていました。
エントリーリストを見て初めて気が付きましたが、一つ上のシボレーと同一チームでした。
ドライバーは日本でのレースキャリアも長いトム・コロネル選手。
Citroen Total WTCC セバスチャン・ローブ
近年のシーズンで圧倒的な速さを見せつけているシトロエン・ワークス。
ドライバーはご存知、WRC(世界ラリー選手権)の生ける伝説、セバスチャン・ローブ選手!
Sebastien Loeb Racing メディ・ベナーニ
そんなセバスチャン・ローブは自らのチームも参戦しています。一寸ややこしいですね。
ドライバーはメディ・ベナーニ選手。
ALL-INKL.COM Munnich Motorsport ステファノ・ダステ
クールなカラーリングのシボレー・クルーズ。
ホワイトのライン上に見える黒いぶつぶつはヨゴレと思っていましたが
よく見ると左右が対象。こういうデザインだったようです。
Campos Racing ジョン・フィリッピ
かつて最強時代を築いたシボレーは現在ワークス参戦をしておらず
参戦チームはすべてプライベーターです。
場所は変わって90度コーナーのブレーキングポイントへ。
Zengo Motorsport ノルベルト・ミケリス
ホンダのサテライトチームですが
土曜日の予選ではシトロエン勢に一矢報いるポールポジション!
その瞬間スタンドは大いに沸きました!
Campos Racing ヒューゴ・バレンテ
最高速からのフルブレーキングは迫力があります
個人的には観戦のイシオシポイント。
日本での人気が一際高いガブリエーレ・タルクィーニ選手です。
それにしてもタイプRはカッコイイですね、日本でも発売されないかなあ。
WTCCは全車FF(前輪駆動)なので、フルブレーキング時にはリヤタイヤがロックします。
あまり他のカテゴリーでは見ることのないシーン。
とりわけシトロエン勢、特にローブ選手はほぼ毎週タイヤロックさせて
激しいブレーキングで攻めていました。
コーナリングラインの連続合成写真のようです。
写真には写りませんが、このとき雨が落ち始めました。
今年、雨多くないですか?
追い抜きが難しいもてぎのコースですが
3ワイドのブレーキング競争も見られました。
1レースが非常に短いため、オーバーテイクを躊躇っている暇はないのです。
初めて生で観戦したWTCC。
実際見ると車もカッコイイし、FF車での接近戦バトルというのも新鮮で楽しめました。
12週X2レースの決勝レース含め、走行時間は短くあっという間に終わってしまったので
もっと長いフォーマットでじっくり見れたら良いのになんて思いました。
マップタイムズの片隅でひっそりと始まったサーキットに行こう
おかげさまで丸二年続けることができました。
ありがとうございました。
使用したカメラとレンズ
Nikon D3300
AF-S NIKKOR 500mm F4 G ED VR
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写真と文 THE 雨男