今再びのCONTA「REX」 Distagon 35mm F4
1/160秒 ISO100
皆様こんにちは!
「今再びのCONTA【REX】」です。
REX?
そうCONTAREXです!
今回は番外編をお送りします。
CONTAREXとは戦後西ドイツのZeiss Ikonがフラッグシップ一眼レフとして世に放った怪物です。
ネーミングのREXというのはラテン語で【王】を意味しております。
その名の通り高性能で高い描写性能近や精巧な造り、
独特のボディデザインと、王様級の高価格が特徴です。
しかし、その生産台数は少なく、
現在ではあまり見かけない希少なレンズとなっております。
残念ながらマップカメラでも年に数本という状況です。
また、ボディ側で絞りを操作するという特殊さも災いし、CONTAREXボディ以外での使用が難しいのも特徴です。
泣く泣くマウント改造をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし!!
フルサイズミラーレス一眼である「SONY α7シリーズ」が登場し、マウントアダプターを使えば
無改造で一部の特殊レンズ以外をデジタルで手軽に楽しめるようになりました!!
レンズに絞りリングがない為、アダプターにリングがついており、
内部構造と連動し絞り羽根をを動かすことができるのです!
今回ご紹介するのは、「CarlZeiss Distagon 35mm F4(CONTAREX用)」です。
早速いってみましょう!
1/60秒 ISO100
生憎の天気!しかし、それもその時にしか撮れない味です。
今回の写真は全て春先に行った瀬戸内の島々と香川で撮影したものです。
今回はF値の表示を割愛しております。ご容赦下さい!
1/200秒 ISO100
曇天・荒れる海・灯台・浜辺
サスペンスの予感…。
1/250秒 ISO100
少し晴れ間が見えてきました。
なんとも言えない郷愁に駆られます。
1/100秒 ISO100
もう島を出ようかと船に乗ると…。
見事に晴れ、暖かな日差しが…。
1/800秒 ISO1000
なんとこのレンズの最短撮影距離は19cm!
ここまで寄れ、描写に破綻がないというのもContarexレンズの特徴です!
1/250秒 ISO400
現代のZeissほど濃厚ではないものの美しい空です。
1/250秒 ISO400
歪みは少なく、周辺画質も50年前のレンズとは思えないです。
1/1000秒 ISO800
ただのやかんですが、表面の質感には驚かされました。
こんなにやかんに心奪われたのは人生最初で最後でしょう。
1/200秒 ISO500
黒潰れもわずかで、木目、凹凸などが伝わってきます。
1/1600秒 ISO1600
全国の苔ファンの皆様お待たせいたしました。
マクロレンズ以外でここまで寄れるのは非常に貴重です。
小人になって寝っころがりたい。
おまけ
1/200秒 ISO3200
こんぴらさんこと金刀比羅宮に行った際の写真です。
お分かり頂けたでしょうか。
野生のイノシシです。行き帰りで2回もこの子の横を通らねばなりませんでした。
皆様もお越しの際はご注意ください。
こういった希少なレンズをデジタルで楽しめるのもα7ならではの魅力です!!
ピーキング機能やピント拡大機能、細かな画像設定などなど
オールドレンズを楽しむには最高のボディと言っても過言ではありません!!
皆様もα7と一緒に無限のレンズ沼に踏み込んでみてはいかがでしょうか!!
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