あぶないブログ
現在公開中の映画「さらば あぶない刑事」をご覧になられただろうか。
私は観た。公開されるや否や観た。2回観た。
何を隠そう30年前のドラマ放映当時
小学生だった現役あぶ刑事世代のTHE 雨男である。
このようなブログが出来上がってしまうのは最早必然・・・
尚、物語に関するネタバレ等はありませんので鑑賞前のファンの皆様も安心してご覧ください。
それではイッツ、ショータイム!
横浜は日産グローバル本社ギャラリー
往年のF31レパードをはじめ、劇中に使用された車が展示されている(現在は終了)。
昔の彼女に出会ったような気分だぜ。
こちらも劇中で大活躍した「新車の」赤いGT-R。
港303これより現場へ急行する
準備はいいか?一気に行こうぜ、一気に!
ブロロォォ・・・
「さらば」版港署ビル。
この場所を含め、横浜には6ヵ所の港署がある(あった)という。
薫が所長を務める重要物保管所は歴史ある教会。
隣り合う港署ビルとの対比が横浜ならでは。
川澄の行方を探し訪れるCJカフェ。
車内から張り込めば気分はユージである。
大岡川に面した都橋商店街。時が止まったかのような風景。
川澄と石黒が密会したたこやきバーがここにある。
窓から逃げた川澄がボートに飛び乗る。
Ready ACTION!!
川沿いをダッシュするユージ!劇場版での名物シーン。
キョウイチ・ガルシアの宿泊するヨコハマグランド インターコンチネンタルホテル。
一泊15万の「お得感のある(ユージ談)」部屋はどこだろう。
ガルシアと中国マフィアとの「商談」に使用された船。その正体はランチクルーズ船のようだが
内外装ともほぼそのままのカタチで映画に登場している。
夏海のマンション。現在空室のようで不動産サイトで家賃も確認できる。
今なら実際に住めますよ。家賃(○○万円)さえ払えれば・・・
山手の丘からの風景。変わったものと変わらないもの。
懐かしさに身を任せさらに時間を遡る。
ドラマスタート時、最初期の港署は海の教習所。
タカとユージの行きつけ「Y.C.C.」。背景には当時工事中だったベイブリッジが見える。
映画「もっともあぶない刑事」ではここでの朝食中にナイフ男に襲われた。
埠頭の突端に忽然と現れる伝説のバー「POLESTAR」「StarDust」。
橋の向こう側は米軍の輸送施設がある。
あぶない刑事のみならず、数多くの物語の舞台となった「バンドホテル」
その跡地には現在ドンキホーテが営業していた。
日米和親条約締結の地として、
そしてタカとユージが幾度となく駆けて行った地として有名な開港広場。
再び「さらば」の舞台へ。ここは大桟橋への入り口。
背景には劇中にも登場した県警本部ビルが見える。
川澄がガルシア一行を目撃、追走を開始する場所だ。
終盤タカが訪れる教会は観光地から離れた静かな住宅街の中にある。
横浜平和都市宣言のセレモニーが行われた赤レンガパーク。
30年前、ドラマのエンドロールでタカとユージが走り抜けていた殺風景な保税倉庫は
横浜を代表する観光地になった。
「長く居すぎたな、この町に」
「いつかは別れる時が来るさ・・・」
劇場最新作「さらば あぶない刑事」を中心に
過去のドラマシリーズや劇場作品に登場した舞台を、一部ではあるが一気に巡った。
それは30年という歳月を経て消え去ってしまった風景、或いは全く変わらない場所が混在する
港町横浜の姿そのものだった。
私にはまだこの町でやり残したことがある。
「さらば」を告げるのはもう少し先にしたい。
使用したカメラとレンズ
Nikon D3300
Nikon AF-S DX 35mm F1.8 G
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写真と文 THE 雨男