【コシナ】国産50mmレンズが熱い！～Voigtlander編～

Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM

皆様こんにちは！
Leicaといえば「made in Germany」が一般的ですが
「made in Japan」のLeica Mマウントレンズがあるのをご存知でしょうか？

長野県に拠点を置く「コシナ」というレンズメーカー。
古くからOEMで様々なメーカーにレンズを供給している知る人ぞ知るメーカーです。
名玉として知られるあのレンズも調べてみたら実はコシナ製だった…！
なんてことも結構あったりします。
60年近い歴史を持つ名門と言えるでしょう。

さて、今回はそんなコシナが製造しているLeica Mマウントレンズの中から
定番の50mmレンズをご紹介いたします！！
Leicaのそれとはまた違った描写が楽しめるので使い分けるのもアリかもしれません。

Voigtlander NOKTON 50mm F1.1 VM
レンズ名をまず見たときに目が行くのが「F1.1」という数字！
フルサイズ対応でこの明るさって中々ありませんよね。
Leicaのレンズに「Noctilux 50mm F1.0」という超ド級レンズがありますが
おいそれと買える値段ではないのがネックです。
その点、このNOKTON 50mm F1.1はコストパフォーマンスが良く
他に類を見ない明るさを体感したい！という方にもオススメしやすいレンズです。
絞り開放は柔らかいフワッとした描写で優しい印象です。
絞っていくにつれてカッチリとした描写になるのが特徴です。

Voigtlander NOKTON 50mm F1.5 Aspherical VM
こちらもF1.5と明るいレンズの部類です。
NOKTON 50mm F1.1との大きな違いはAspherical(非球面レンズ)が使われている点！
これにより、絞り開放から収差が少なくスッキリとした写りなのが特徴です。
変なクセも無くボケも柔らかい優等生なレンズといった印象でしょうか。
そしてこのレンズはカラーで外装の素材が違います。
ブラックはアルミニウムにブラックアルマイト(メッキ処理の一種)仕上げ。
シルバーは真鍮にクロームメッキを施しています。
1950年に発売された最初のNOKTON 50mmを意識したクラシカルなデザインが目を引きますね。