【マップカメラ情報】永遠にマウントアダプターKを!!
ペンタックスファンのかたならご存知の「アダプターK」。
1975年(昭和50年)に旭光学工業(PENTAX)がそれまで採用していたM42スクリューマウントタイプの一眼レフカメラ・レンズシステムからバヨネットマウントタイプの「Kマウント」に変更された時期に、それまで膨大に製造、販売された自社のM42マウントタイプの「タクマーレンズ」ユーザーの為に、新システムの「Kマウント」のカメラへ機能制限はあっても、愛用の「タクマーレンズ」を装着できる様に登場した。以来30年以上に渡って、現在も生産され続けている「マウント変換アダプター」。
M42スクリューマウントはかつて世界の多くのカメラメーカーに採用されていた規格の為、結果として多種多様なM42マウントのレンズ達は「アダプターK」によってKマウントカメラへ「ねじ込め」てしまいますが、本来は「タクマーレンズ用アダプター」とも言うべき存在なので、例えば絞りリングに「M」/「A」の操作ポジションの無い他社のM42マウントレンズは絞りの操作ができずに「開放専用」なんてご愛嬌もしばしば発生します。
メーカーがユーザーの為に何十年も製造し続ける良心の結晶の様な長寿製品です。
新しくなった1号店3階でもデジタル一眼にタクマーレンズをネジ込んでいます。ペンタックス・ライフには欠く事のできない不動の存在であります。