2016 FIA 世界耐久選手権 第7戦 富士6時間耐久レース
2016 FIA World Endurance Championship Round 7 「6 Hours of Fuji」
チャンピオンシップをリードするポルシェのピットガレージ。
予選を翌日に控え、作業は夜まで続けられた。
ル・マンの雪辱をホームの富士で果たしたトヨタ。
2位のアウディと1.4秒差。稀に見る接戦だった。
富士のレースウィークに引退を発表したマーク・ウェバー選手。
日本のファンも多くピットウォークでのサイン会は長蛇の列だった。
ここ富士のコースを知り尽くしているアンドレ・ロッテラー選手。
決勝では予期せぬトラブルに見舞われ不本意な結果になってしまった。
今年から耐久レースに復帰した新生フォードGT。
「栄光のル・マン」に続きここ富士でも圧倒的なスピードを見せる。
大きくえぐり取られたリアフェンダー周りのデザインが斬新。
他のGTカーとは一線を画している。
13コーナーを駆けのぼるアストンマーチン。
今年のWEC富士は全セッション全ての時間帯で文句のない晴天だった。
かつてル・マンやラリー選手権を席巻したフランスの名門アルピーヌ。
今年からLMP2クラスに参戦をしている。
オープントップマシン最期の一台となったストラッカレーシング。
富士のレースの10日後、アウディワークスチームの2016年でのWEC撤退が
正式発表された。このときは(日本での)見納めだとは全然思っていなかった。
勝ち続けることの難しさ
走り続けることの大切さを耐久レースは教えてくれる。
チェッカーフラッグが振られるまで
その瞬間まで勝負は分からないのだ。
使用したカメラとレンズ
Nikon D500
Nikon AF-S NIKKOR 500mm F4E FL ED VR
写真と文 THE 雨男