SONY Eマウント用フルサイズ対応レンズとして
開発されているLoxiaシリーズで、初の中望遠レンズとなるLoxia 85mm F2.4

85mmというと、標準域である50mmから一歩二歩踏み込んだ画角を持ち
ポートレートでの使用が多い焦点距離になりますが
Loxiaの最大のポイントはそのコンパクトさ故の取り回しの良さでしょう。
MF専用レンズにはなりますが街中のスナップなどでも力を発揮してくれそうですね。

そしてLoxiaシリーズではお馴染みの、絞りのデクリック機能も搭載しています。
フィルター径も現状はシリーズ通しでφ52mmとなっていますので
映像制作用として使いやすいのも嬉しいところ。

レンズ構成は7群7枚のSonnarタイプ。
レンズコーティングが未発達であった時代のSonnarでは空気境界面を減らすため
貼り合わせたレンズを複数使った構成枚数は多いが群数は少ないという構成を取っていました。

本レンズは7群7枚という貼り合わせが無く、空気境界面の多いレンズ構成。
コーティング技術が発達した現代、T*コーティングで名を馳せるCarlZeissの自信の現れでしょうか。
どんな写りなのかとても楽しみです！

これでDistagon(21/2.8)、Biogon(35/2)、Planar(50/2)、Sonnar(85/2.4)の4本が出揃いました。
この4本だけでどんな撮影もこなせてしまいそうな頼もしいレンズ達ですね。

そしてFEレンズとしての85mmは3本目となりましたが
SONYとCarlZeissの間でリレーションが成されているのか
きっちり住み分けをしていて、どのレンズもとても魅力的。

・・・

Carl Zeiss
Loxia 85mm F2.4

旅のお供に、日常を切り取る1本に

コンパクトで極上の中望遠はいかがですか？

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