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【SIGMA】dp0で桜を撮る!

皆様こんにちは!
明日は「春分の日」です!
日も長くなり、花粉も飛び交い、すっかり春です。

SIGMA dp0 Quattro

14mm F8 1/60秒 ISO100

ところで、いつからか思い出すのも難しいくらい前から
携帯電話にカメラ機能が付いているのが当たり前になりました。
このご時世、誰でも写メは簡単に撮れますが
「わぁ、すごい!この写真どうやって撮ったの!?」と言わしめるには
やはり携帯電話のカメラ機能ではなく「カメラ」が必要不可欠です。

かといってその為だけに大きいカメラとレンズを持ち出すのもちょっと…
という方にも是非オススメの小型&軽量カメラをご紹介!

今回ご紹介するのはSIGMA dp0 Quattro
上から見た図です。この見るからに怪しいデザインは只者ではない感じがします。
SIGMAのカメラはISO感度を上げるとノイズが乗りやすかったり
PC上でのRAW現像が前提だったりと他メーカーの物と比べるとクセが強いです。
一言で表すと「じゃじゃ馬」ですが、乗りこなせたら他の追随を許しません。
重さも500gほどと軽いのに、画質は大きな一眼レフと張り合えます。
そんなすごいカメラがあるんです!

※これからご紹介する桜の写真は2016年春のものです。
今年は開花宣言が既にされ、東京では花が開き始めています!

SIGMA dp0 Quattro

14mm F4 1/100秒 ISO100

レンズ一体型のカメラなのでレンズ交換は出来ません。
その代わり、「この画角なら最高の写りをするぞ!」とカメラが言っているような気がします。
実際に使ってみるとシャープなのはもちろんのこと、歪みも全然ないので使うほどに驚かされます。
このサイズ感でこの画質というのは
SIGMA dpシリーズをおいて他にないと言っていいでしょう。唯一無二です。

SIGMA dp0 Quattro

14mm F8 1/125秒 ISO125

dp0は14mm(35mm判換算で21mm相当)の広角レンズが付いているので常にワイドです。
ズームもできないので自分が動いて撮りたいように撮るカメラです。
何となく構えて撮るとこんな感じに広々写ります。

SIGMA dp0 Quattro

14mm F5.6 1/30秒 ISO160

SIGMAのカメラは「Foveon X3イメージセンサー」と銘打った独自のセンサーを採用しています。
そのおかげで他のカメラにはない独特の質感描写が得られるのです。
この写真も花弁のしわや湿った石の質感がよく出ています。
プリントしてみると目の前でその光景を見ているかのような気持ちになります。

独特な質感描写を生み出している秘密を少しお話し。
普通のカメラは「ベイヤー式」という方式で光の3原色であるRGBを互い違いに並べて構成するセンサーなのですが…

SIGMAのカメラは3層になっていてそれぞれの層で色を受け止める仕組みです。
「ベイヤー式」は1枚のセンサーを3色で分割する為、それぞれの色情報が少なくなります。
一方でSIGMAは3枚のセンサーで各色を受け止めるので、色の情報が豊富です。

現行機種のQuattroシリーズも基本は変わらず、一番上のBの層を4分割したことで
情報処理の効率を従来機よりも格段に改善しています。独自路線をひた走るメーカーです。

SIGMA dp0 Quattro

14mm F5.6 1/50秒 ISO100

さて、お勉強はこの辺にしておいて(私もこれ以上語れないので…
お気に入りの写真を載せて締めたいと思います。

2016年4月の初め頃、椿の花も盛りを過ぎて落ちていました。
前日は雨が降っていたのか湿った木陰でパシャリ。
色もそうですが、やはり土や草の質感がすごく良いです。

今回のdp0以外にも標準的な画角で使えるdp2
マクロ&中望遠レンズとして使えるdp3などバリエーションが幾つかあります。
ハマると抜け出せないカメラ。それがSIGMA dpシリーズです。

SIGMA dp0 Quattro

14mm F5.6 1/80秒 ISO100

画質にこだわるアナタには是非使ってほしいニャー。


dp0以外も魅力が沢山!お好みの焦点距離で選べます。
dp1→28mm、dp2→45mm、dp3→75mmです。(いずれも35mm判換算後の焦点距離)


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[ Category:SIGMA | 掲載日時:18年03月20日 13時00分 ]

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