【Leica】「貴婦人」とお散歩
SUMMILUXM50mmの第1世代、その作りの良さから付いた名称が「貴婦人」
今回はそんなSUMMILUXのNo.1759540(初期型)とライカM(type240)で、お散歩にでかけてきました。
開放撮影が大好きなので開放で撮影した写真が多めですが、ご了承ください。
少しざわざわしたボケと日差しが当たっている部分にフレアが出ておりますが、個人的にはこういった描写が好きなので使っています。
f5.6で撮影してみた写真です。日が傾き始めていたせいもあってかコントラストが低く感じられます。
中央の上部分を拡大してみましたが、細かい装飾までしっかり解像していることに驚きました。
決まり文句のようになりますが、開放時と絞った時とで違う表情が見れるのは、オールドレンズを使っていて楽しいと感じるポイントです。
モノクロでも撮影しました。
カラー写真と比べるとまた違った印象を与えてくれます。
また、前ボケと後ボケで癖が違うようなので、そこをどう写真に活かすかも撮影者次第となります。
「貴婦人」というあだ名を意識すると写真の写りもどこか上品に感じられます。
柔らかく、どこか優しい雰囲気、被写体がだすほどよい立体感、改めてこれが50年以上の前のレンズということに驚かされます。
「貴婦人」が作る世界、いかがでしたか。
どうやらあまり生産本数自体が多くなく、50年以上前のレンズなので綺麗な個体を中々見る事ができません。
今回の撮影で使用したレンズも私物なのですが「難有り」で購入した商品です。(レンズ内に大量の傷があります)
また初期型の最初期のものは逆ローレットと呼ばれています。
コーティングや硝子の素材が違うと言われていますが実際どの程度まで違うのかがはっきり分っていないレンズでもあります。
※後期型に関しては第2世代とレンズ構成が同じなため初期型とは別のレンズと思って頂いた方がいいかもしれません。
触って満足、使って満足のこのレンズ、この機会にぜひ使ってみて下さい。
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