【FUJIFILM】フィルムシミュレーション クラシッククローム
焦点距離34㎜(換算51㎜) F8 1/250秒 ISO200 露出補正-0.3
フィルムメーカーとして色に強いこだわりを持ち、独自の色再現技術でユーザーの心をつかむフジフイルム。
独自のセンサーに加えその要となっているのがフィルムシミュレーションです。
フィルムを交換するイメージでモノクロ、カラー、色味など異なるにモードに切り変えることができます。
今回はその中から”クラシッククローム”をご紹介いたします。
2014年秋に発売されたコンパクトデジタルカメラX30から新しいフィルムシミュレーションとして加わりました。
(※一部以前の機種ファームアップにて搭載)
それまでのフィルムシミュレーションはフジフイルムが発売してきたフィルム名がついたものでしたが、
クラシッククロームは新たにユーザーの要望に応え作られたものになります。
早速どのような写真になるのか見ていきましょう。
焦点距離18㎜(換算27㎜) F8 1/180秒 ISO200 露出補正-0.3
コントラストが高くなり暗部の締まりが感じられます。
また彩度がおさえられたことで、いい意味で色褪せたような青色の空にになりました。
焦点距離55㎜(換算82.5㎜) F8 1/420秒 ISO200
フィルムシミュレーションの話から脱線しますが、
使用したXF18-55mmは標準ズームレンズの中では描写力に定評があるレンズです。
私は単焦点レンズを使うことがほとんどですが、撮影中に咄嗟にレンズを交換するのは至難の業です。
広角から中望遠域までカバーしてくれる標準ズームレンズは大変重宝します。
焦点距離24㎜(換算36㎜) F8 1/250秒 ISO200 露出補正-1
ビルとビルの隙間から日が差し込み、自転車の影が出ていました。
何気ない写真でも落ち着いた印象になりドラマティックな雰囲気が感じられました。
焦点距離18㎜(換算27㎜) F8 1/300秒 ISO200 露出補正-2
露出補正でアンダーに撮影しシャドー部を潰して、日の当たる中心の建物を強調させました。
西日のオレンジ色が鈍ったことで、全体のトーンが重たくなりましたがノスタルジックな写真になりました。
クラシッククロームで撮影した感想として昔の海外の写真、特に1970年代にカラー写真が初めて芸術作品として認められ、
“ニューカラー”と呼ばれた時代の写真の色味に近い印象を受けました。
みなさまもフィルムシミュレーションで好みの”色”を見つけてはいかがでしょうか。
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