【Leica】ライブ撮影 with SL(Typ601)+ノクティルックス
皆様こんにちは。
東京では先日雪が降ったばかりですが、2月頭にも再び雪の予報が出ています。
写真撮影も楽しいですが、防寒対策など万全にしていきましょう。
もしくはゆったり室内で撮る、というのもたまにはいいのかもしれません。
50mm F0.95 1/60秒 ISO5000
さて、本日ご紹介するのは私が昨年ずっと追いかけていたバンドのライブ風景です。
普段はPENTAX K-1 + Carl Zeiss 85mm F1.4 ZKという稀有な組み合わせで撮影をしていますが
今回は機材を借りることが出来たので、以前から気になっていたLeica SL(Typ601)で挑みました。
ミラーレスカメラでは数少ない35mmフルサイズセンサーを採用!
440万ドットの超高精細なEVF(電子ビューファインダー)を搭載しています。
組み合わせたレンズは、Leica最高峰の明るさを誇る「ノクティルックス M50mm F0.95 ASPH」!
被写界深度(ピントが合って見える範囲)の浅さが何よりの特徴です。
50mm F0.95 1/60秒 ISO640
いつも撮っているバーでのライブ。
照明がカウンターのアルコールランプと演者を照らすライトのみ。
部屋全体を照らす照明は無いので、音楽に浸るには良い塩梅の暗さです。
しかし写真を撮らなくてはいけない私にとって、この暗さは問題です。
ISO感度をかなり高くして撮影するか、明るいレンズを用意しないといけません。
50mm F1.4 1/125秒 ISO4000
私がライブ撮影の際にいつも気にかけて行っていることが1つあります。
「露出をアンダーにして、後で現像時に明るさを持ち上げる。」
その場の適正露出で撮ろうとすると、ISO感度が1~2段分高くなってしまい、ノイズだらけの写真になってしまいます。
この写真も、もし適正露出で撮ろうとしたらISO12500くらいになっていたでしょう。
DNG+JPEGで撮影していますが、元データは全体的にかなり暗いです。
50mm F0.95 1/125秒 ISO4000
ノクティルックスは「F0.95」という大口径レンズなので、暗い場所でシャッタースピードを稼ぎつつ
ボケもしっかり出したいという方には是非オススメのレンズです。
レンズ名の「Noctilux」は「Noct=夜」と「lux=光」という意味です。
まさにこういったシーンや、夜景撮影で活躍するレンズです。
50mm F0.95 1/125秒 ISO5000
明るいレンズというのはメリットばかりではなく、明るければ明るいほどピントが合う範囲がとても狭いです。
ピント合わせに苦労しそうだ…と思って使う前から覚悟していましたが、良い意味で裏切られました。
SL(Typ601)との組み合わせで使うと不思議なくらいピントの山がつかみやすいです!
EVF(電子ビューファインダー)の性能が素晴らしく、ピント拡大をしなくても充分ピントが合わせられました。
ポートレート撮影や静物撮影ならじっくりピント合わせが出来ますが
ライブ撮影になると被写体が動いているので、ピント拡大をしてじっくり…という時間はありません。
「ピント面を拡大しなくてもピントが合わせられる」というメリットは絶大です。
大口径レンズを快適に扱える最高の組み合わせだと感じました。
Leica SL(Typ601)に様々なレンズを付けてまた撮影に行きたいと思います。
3月31日まで、新品Leica SL(Typ601)をお買い上げいただくと
「SL/TL用 Mレンズアダプタープレゼントキャンペーン」実施中です!
Mマウント用レンズを組み合わせて使ってみたいと思っていた方には朗報です。
私もこの機会に…とかなり惹かれています。
|
|
|
|
|
|
マップカメラ本館地下フロアにある「ライカブティック MAP CAMERA SHINJUKU」は今年で5周年!
それを記念してフォトコンテストを開催いたします!!
応募条件はただひとつ!「ライカ社製カメラ」で撮影している写真であること。
デジタルは勿論、フィルムスキャンの作品も応募可能です。
「ライカで撮る」をテーマに皆様からのご応募お待ちしております!