【Leica】今更のエルマー
みなさんは初めて触ったレンズやカメラのことを覚えていますでしょうか?
私が初めて触ったライカのレンズは
エルマーの50mmf3.5ニッケルだったのを覚えています。
ただ、その時は「うん、まぁ写るな」くらいで
その後に購入した「ズミクロン」「ズマリット」などに席を譲っていったのも覚えています。
時間は流れて現在
色々癖のあるレンズを触って見ていた時に、ふとエルマーの存在を思い出した。
そこで今回はエルマーのM50mm F2.8を触る機会があったので写真を撮ってきてました。
「そこ、ニッケルじゃないんだ」と思った読者のみなさん御免なさい。
日本一開花が早いと言われる河津桜
日が当たってる部分が白く飛んでしまったのですが
発色が思っていたより良いという印象を受けました。
使ってみて思うのが本当に癖らしい癖がないということ。
特にF5.6まで絞った際の解像力は50年前のレンズなのか?と疑いたくなる程。
この使い勝手の良さがエルマーというレンズの最大の特徴かもしません。
ボケ方を見たくて絞り開放で撮影してみた1枚。
すっきりとしていて、ピント面も安定して写っているので
開放でも安心して使っていけそうです。
性なのかオールドレンズを付けているとモノクロ写真が増えていきます。
沈胴式というのもあってフィルムのMボディに付ければコンパクトに
持ち運ぶことが出来ます。
ミラーレスやデジタルのM型の場合は、センサーやシャッターユニットに干渉してしまい故障の危険があるのですが
沈胴レンズのその見た目に惹かれるという方もいるのではないでしょうか?
少しニッチなんですが絞り羽根が16枚もあり、どこの絞り値でも綺麗な円になるので触る機会があれば是非とも覗いて見てください。
筆者は作りの丁寧さに思わずうっとりしてしまいました。
最後におまけで少し明るい雰囲気の写真を
カピバラの温泉風景です。
たまたま、飼育員さんが掃除にお湯を使ったところ
カピバラたちがそこに集まったのがきっかけで始まったイベントだそうです。
人間と同じような表情をするんだなと思いながらカメラを構えていました。
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