【SIGMA】しぐまびより Part31
とても久しぶりのPart31。
今回は sd Quattro H で撮影してきました。
Artレンズの中でも写りが良いとされる
Art 135mm F1.8 DG HSMと合わせました。
バージョンアップを重ねるSIGMAの現像ソフト
「SIGMA Photo Pro」(以下SPP)のお話も併せてしたいと思います。
Foveon機で撮っていると白飛びが気になることが多々あります。
表紙の写真は窓側が白飛びするのを抑える為かなりアンダーで撮りました。
その為、シャドウ部の引き上げを現像処理で行いたかったのですが
今回追加された「トーンカーブエディター」のおかげでその処理がSPP内だけで完了することが出来ました。
今までは微調整をしたいと思った時はTIFF変換してLightroomで調整していたのですが
SPPだけで完結させることが出来るようになりました。
Foveonは光が欲しいのですが陰陽が激しいとそれはそれで白飛びするのが困りものです。
「トーンカーブエディター」は今までの悩みを解決してくれる
Foveon機にとって最高の機能だと思います。
とよく言われますが光は窓から射す僅かな量のみ。
目が覚めるような鮮やかな赤があるなら
この赤もある意味リアルな「色」を写していると思います。
こちらのレンズはArt 135mm F1.8。
よく写ります、本当に。
このカメラなら写してくれそう、、
そんな気持ちがついついシャッターを押させます。
ただのカーペットなのですが光の射し加減が良くてつい、、
Artレンズとの組み合わせはうっとりします。
昼間から
夕暮れ時。
久しぶりのFoveon機ということで今回は
白飛びさせない をテーマにしました。
快晴も相まって明暗差がある写真ばかりになってしまいましたが
現像出来る幅が広がった今なら
もう少し違うアプローチも出来るのではないかと思っています。
カメラだけではなくレンズも次々と傑作を生み出しているSIGMA製品。
例えば MC-11 を活用してSONYのαシリーズと組み合わせて使う、など
同じ写真を撮るカメラでありながら性質が異なる二つのカメラを
使ってみるのも楽しいと思いますので是非ご検討ください。
SIGMA マウントコンバーター MC-11 キヤノンEFレンズ/ソニーEボディ用
が今までの経験を繋ぐアダプターだとしたら
SIGMA マウントコンバーター MC-11 シグマSAレンズ/ソニーEボディ用
は新しい世界を繋ぐアダプター。
この際ですから全て揃えて
3マウントの大海原を泳いでみませんか。。
このブログを最後に書いたのが約2年半前。 時の流れは早いものです。
しぐまびより Part30まで撮っていました。
良ければご覧ください。