オールドレンズを使ってみる vol.1
暑かったり、涼しかったり、風が強かったりと天候が安定しない日が続いていますが皆さんは写真を撮れていますでしょうか?
今回はすっかり防湿庫でコレクション化していたライカ ズマール L50mm F2を
眠らせておくだけだと逆にレンズに悪い、ライカM(Typ240)につけて外に連れ出してみました。
さすがに、季節を過ぎたので枯れ始めてしまっている紫陽花
これだけでも、分かってしまう癖の強いボケ。
当時、あまり評判が良くなかったらしく酷評だったようですが
時代が流れてデジタルの時代になってからは
このボケやソフトな写りで一定の人気を得るに至っています。
筆者もこの特徴的な写りに惹かれて購入しました。
ズマールらしいと思った一枚。
この、柔らかさが好きです。
絞るとシャープになるという、オールドレンズらしさが
詰まったこの1本。
注意が必要なのは、前玉のコーティングが柔らかいため
傷が付いてる個体が多い点です。
傷が付いてない個体を探すのは容易ではありません。
年代も60年以上前と高齢なレンズなので
キズ以外にもクモリや外傷を負ってしまっている個体も少なからず見受けられます。
こういった古き良きレンズは時が経つにつれて状態の良い個体を見つけるのが難しくなっていきます。
ですが、その現代レンズにはない写りと歴史にはやはり惹きつけられるものがあります。
状態の良い個体探しや、多少の状態の悪さを割り切ってオールドレンズを楽しむのもよいのではないでしょうか。
もし手元に綺麗なズマールがいたら是非、大切に使ってください。
最後に
ズマールといえば、この専用フード。
詳しくはmaptimesのこちらに書いてあります。
アクセサリーということもあってズマール本体以上に数が少なく
当店でも入荷すると早く売れてしまうので、フードを見つけたら買っておく、というのも良いかもしれません。
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