【24人の24mm】一味違う24mm
SONY α7RⅢ + SIGMA MC-11 + TS-E 24mm F3.5L Ⅱ
F5.6 | 1/80 | ISO100
一味違う24mm
「24mm」と聞くと、単焦点レンズの代表的な焦点距離である一方、 標準的なズームレンズのワイド端という重要な焦点距離です。 レンズ交換式のカメラをお使いの読者の方にとっては、よく目にする焦点距離ではないでしょうか。
そんな「24mm」で筆者が思いついたのが、キヤノン TS-E 24mm F3.5L IIです。
このレンズはキヤノンのラインアップ、Lレンズの1本で、ティルト、シフト撮影を可能にした特殊なマニュアルレンズです。
今回はそんなTS-E 24mm F3.5L IIを使って撮影しました。
カメラは筆者の愛機のひとつ、SONY α7RⅢ。
長くキヤノンのユーザーでもある事から、この2つの組み合わせで撮る事にしました。 カメラとレンズを組み合わせるのは、α7ユーザーにはお馴染みのSIGMA MC-11です。
SONY α7RⅢ + SIGMA MC-11 + TS-E 24mm F3.5L Ⅱ
F3.5 | 1/100 | ISO800
撮影へ向かったのは東京から中央道 諏訪IC経由で往復400Km、長野県南佐久郡佐久穂町、八ヶ岳の山中。
標高2000mを超える地点は真夏日でも気温20度前後と過ごしやすい気候でした。
SONY α7RⅢ + SIGMA MC-11 + TS-E 24mm F3.5L Ⅱ
F3.5 | 1/100 | ISO400
遠近感とピントの合う範囲をコントロールできるのがこのレンズの最大の特徴です。
SONY α7RⅢ + SIGMA MC-11 + TS-E 24mm F3.5L Ⅱ
F5.6 | 1/125 | ISO100
逆ティルトでは想像を超えるほどのぼかしが非ピント面に発生しますので、簡単にミニチュア風な仕上がりになります。
フォトショップで加工するのではなく、敢えて手間をかけて光学的に補正するのがこのレンズを使う楽しみの1つです。
SONY α7RⅢ + SIGMA MC-11 + TS-E 24mm F3.5L Ⅱ
F5 | 1/500 | ISO100
以前、キヤノン EOS5D MarkⅣとの組み合わせで使用した際は、ピントの調整の為に三脚を据えて撮影するのが基本でした。
α7RⅢではEVF内でピントを拡大できるため、三脚を使わなくとも意図したところにピントを置きやすい為、より軽装で撮影が出来ます。
※細かいピントの調整には三脚を使用する事を推奨致します。
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