暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
すっかり暑さにやられかけている筆者ですが、一度くらいは夏らしいものを撮ろうと奮起しまして
早起きは苦手だなあと感じつつも早朝から蓮の撮影に赴いて参りました。
東京ですと上野の不忍池などが有名どころでしょうか。
今年も見ごろが近づいてきたという報せを受け今回の撮影では埼玉県某所へ向かいます。
それではどうぞ。
α7RIII + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ss1/320 F5.6 ISO100 焦点距離400mm
蓮は時間帯でいうと朝6時前後から開き始め、遅くとも朝9時頃には蕾に戻ってしまいます。
到着したのはもうすぐ7時になろうかという時間でした。
柔らかな光とFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSのなだらかなボケが美しいです。
α7RIII + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ss1/320 F5.6 ISO100 焦点距離200mm
200mmまで引いて3:7くらいの感覚で構図を作りましたが
やはりこういったシーンではズームレンズの方が使いやすいなあと感じます。
ケンコーから発売されている、撥水撥油を持つ「PRO1D Lotus」の代名詞にもなっている「ロータス効果」
表面張力により水が丸っこい水滴になりコロコロと転がりながら汚れや虫を押し流すそうです。
これが自然の営みで、寧ろ人間が構造を真似ていると考えると本当に不思議です。
質感描写もさすがGMの一言。
α7RIII + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ss1/400 F5.6 ISO100 焦点距離400mm
この日の機材はα7RIIIとFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSを中心に臨みました。
テレ端でググっと寄って一枚。
太陽もかんかん照りでしたので蓮の花に露出を合わせていくと、自然と背景が落ち込みますがこの写真では全体的に少しアンダー気味に寄せて蓮の艶やかさを出す方向にしてみました。
いやあ、それにしても暑い。スゴい勢いでペットボトルの水が消費されていきます。
α7RIII + MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asph.
ss1/1250 F2.0 ISO100
「中心に」と書いたのはこのレンズも持って行っていたからです。
真俯瞰が決められるところに蓮が咲いていたので、我慢しつつ蜂がやってくるまで粘りました。
蓮自体は既にデフォーカスの一部となっていますが、柔らかいボケでかえって良い雰囲気が出た気がします。
α7RIII + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ss1/640 F5.6 ISO200 焦点距離400mm
今回のベストショットがコチラ。
蜜を取りに来た蜂をAFで捉えます。
チラチラと花弁の影に隠れては出てを繰り返していたのですが、α9程ではないもののこの程度ならRのシリーズでも押さえられる様に。
重量もそうですが、全体的に動作が軽量になっていて高画素機でありながらこのフットワークの軽さは本当に病みつきになります。
もちろんFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSのAFのスピードにも助けられたところはあると思うのですが。
150枚ほど撮ったところで暑さの限界を感じ、木陰に逃げ帰りながらその場を後にしました。
今回はテレ端400mmという構成でしたが、蓮の撮影では最低でも300mmくらいは欲しいなと感じます。
もしチャレンジしてみたい!というお客様がおられれば「FE 70-300mmF4.5-5.6 G OSS」で挑んでみるのも良いかもしれません。
長焦点のズームレンズというと動体撮影で多く利用される印象ですが、こういった静物の撮影でも力を発揮します。
花火などの撮影にも使えますし、今年の夏に1本導入されてみてはいかがでしょうか。
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