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フィルム紹介『Kodak Ektar 100』

Kodak Ektar 100

2000年代以降デジタルカメラの台頭によりフィルムの需要が減少し、
フィルムのバリエーションも年を追うごとに少なくなってきています。
しかし最近では、SNSの影響などもありフィルムカメラへの関心が高まっています。
街中でも首からフィルムカメラを下げている方を多く見かけるようになりました。
フィルムカメラの写りの要になってくるのがレンズとフィルムです。
レンズ選びもさることながら、どのフィルムがその撮影に適しているのか、自分好みなのか選ぶことは悩みどころです。
そこでこのブログではフィルムに焦点を当ててご紹介いたします。

今回はカラーネガフィルムの『Kodak Ektar(エクター) 100』をご紹介します。

メーカーHPには”ISO100 のカラーネガフィルムにおいて『世界最高の粒状性』(2008年10月現在)、
高解像度でスキャニングし、デジタル処理を行うにも最適”とフィルムからデジタルへの移行期らしい仕様になっております。

2年前のブログ大人の夏休み with GRで撮影してきた際に
CONTAX G2+Biogon 28mm F2.8(G)にエクターを詰めて撮影したものです。
是非、デジタルの写りとフィルムの写りを見比べてください。

※写真はネガをスキャナー(EPSON GT-X820)で取り込んだものになります。

Kodak Ektar 100

撮影地は千葉県鴨川市にある県指定名勝地”仁右衛門島”。

Kodak Ektar 100

手漕ぎの渡船に揺られて島へと向かう途中に1枚。
生い茂る植物の緑、のぼりの文字の赤そして空と海の青それぞれの色が濃く乗っており、
コントラストの高いレンズの描写性と相まってカッコいい写真になりました。

Kodak Ektar 100

島の高台から渡船の様子を撮影。
船の行き来を見ているだけで時間の流れを忘れてしまいそうでしたが、
天候を見ていただいてお分かりの通り暑さには勝てず足早に撮影しました。
島には名前の由来である平野仁右衛門の一戸だけあり庭など散策できます。
長く滞在される方は海水浴やシュノーケリングなど楽しんでいました。

Kodak Ektar 100

帰りの渡船は短い距離ですが潮流の関係でモーター付きの船に牽引されました。
麦わら帽子の船頭さんと背景のもくもくとした雲がいかにも夏という雰囲気です。

Kodak Ektar 100

元々Kodachromeの青色で通称”コダックブルー”と呼ばれる色味がEktarからも感じられました。
リバーサルフィルムのような彩度が高いネガフィルムという印象で夏晴れた時の撮影にお勧め出来るフィルムです。

みなさまも好みのフィルム見つけてみてはいかがでしょうか。

↓今回使用したフイルムはコチラ↓



〓〓タイムズフォト〓〓

[ Category:etc. | 掲載日時:18年07月29日 17時15分 ]

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