【マップカメラ情報】フジフイルム FinePix F50fd レポート
『コンパクトデジタルカメラの色合い』
今回は、1200万画素のスーパーCCDハニカムVII「HR」を搭載したFUJIFILMのFinePix F50fdを持って試行錯誤して見ようと外に出ました。
コンパクトデジタルカメラの発色は、見栄えがする様に明るく、彩度が高く記録されています。
確かに見栄えは良いのですがどうしても『デジカメっぽさ』が出てしまう様に感じてしまいます。
FinePix F50fdのFinePixカラー設定のF-クロームモードは、彩度が高めでコントラストも高い設定なのですが、流石フィルムメーカーだけあって、ツボをおさえた上手い発色になっていてかなり気に入りました。
さてさて、冒頭で試行錯誤とありますが、ちょっと難しいかなと思ったのはF-クロームモードでの露出補正(高コントラストの為色を出すと黒つぶれする、明るくすると白飛びするので、どちらに重点を置くか)ぐらいで、しかも露出補正をすれば、明るさが液晶モニターに反映されるので、特に試行錯誤する事もなく、まさに取り越し苦労でした。
サンプル画像は、元画像(4000×3000ピクセル)を50%に縮小しています。
FinePixカラー:F-クローム
露出補正:-0.7
マクロ撮影で背景をぼかしたかったんですが、晴れている日は絞り開放(F2.8)にするとシャッタースピードの上限1/1000秒になってしまうので、F6.5まで絞って撮影しています。
花の葉の緑がコンパクトデジカメにありがちな新緑の様になってない点が良いですね。
FinePixカラー:F-スタンダード
ISO感度:400
露出補正:0
こちらは裏技的に、マクロモードで一番近い物にピントを合わせてピンぼけ写真にしてみました。
その他に、オートフォーカスマークが赤で表示された時(被写体が認識出来無い場合)にピント位置が最短撮影距離側の場合、そのままシャッターを押し込むと同じ様な写真が撮れます。
絞りの形状は6角形でした(ワイド側絞り開放F2.8)。
FinePixカラー:F-スタンダード
ISO感度:200
露出補正:+0.3
液晶モニター上では明るく見えたのですが、+0.3補正ではアンダー気味でした。
周囲の明るさと液晶モニターの見え方には慣れが必要ですね。