【ロシア】ヘリオス44-2 58mm F2と歩く
『ロシア ヘリオス44-2 58mm F2』をご紹介させていただきます。色々なレンズに浮気をしても、結局戻ってくる先はこのレンズなのです。
なぜこのレンズが好きなのかをぐるぐると考えていると、写りの柔らかさはもちろん、“58mm”という焦点距離にも魅了されているんだなと気づきました。遠くの物を引き寄せてくれることはもちろん、ぎりぎりテーブルフォトも行ける絶妙な焦点距離。 マニュアルレンズと言えど、置きピンをして待ち構えていればこのように動きものも捉えることができます。
前ボケを入れることで奥行感を演出。関東はしばらくすっきりとしない天気が続いています…。
朝晩は少し冷え込むようになり、すっかりと秋めいてきました。私は夏から秋に変わる間のこの空気が大好きです。撮影でいくら歩いても暑さでやられることがないのは素晴らしいことです。ずっとこの気温が続いていてくれないかな、なんてわがままなことを考えてしまいました。
他のレンズを持って出歩いていても、テーブルフォトを撮る時はいつも「ヘリオスを持ってくれば良かった」と思ってしまうくらいにはヘリオスで撮るテーブルフォトが好きです。
ケーキを食べた後は、焼き鳥屋さんへ。ヘリオスはとても軽いので長いこと持ち歩いていてもぜんぜん疲れません。
ただ、衝撃には弱いです。この間ぶつけたら前枠が歪んでしまいました…。フィルターもキャップももう装着できませんが、問題なく撮れているのでまだまだ使うつもりです!
最近はニコンやキヤノンがフルサイズミラーレスを発表したこともあり元祖フルサイズミラーレスであるα7シリーズがすこし陰に隠れてしまっていますが、そんな今こそα7シリーズが狙い目だと思います!α7IIなんて十分現役で頑張れるスペックを持ち合わせているのに、今なら8万円台から手に入ってしまうのですから驚きです。
オールドレンズ母艦として非常に優秀なα7IIを携えて、ぜひ秋の景色をオールドレンズで切り取ってみてください!