【SONY】つれづれ猫散歩。
【SONY】つれづれ猫散歩。
暑さもひと段落、散歩をするには気持ちの良い時期となりました。目的もなく散歩をするのも一興ではありますが、今回はカメラを片手に猫さがし、雑司ヶ谷を散策しました。駅の近くには「雑司ヶ谷霊園」があり、夏目漱石や小泉八雲を始め、多くの著名人が静かな眠りについています。街中に猫の多いスポットとしても有名らしく、どんな猫に会えるかを楽しみに足を運びました。
車の天井で昼寝中の猫を発見。しばらく様子をうかがっていると「ムクリ」と起きて大きくのびをしました。連写で捉えた中の一コマがこちらです。背中がまるっ!となってさながら大福のようでした。
水の滴る音を聞くのが好きです。雨の日の窓際や雨どいの近くで「ちょろちょろ」と流れる音を聞くと心が癒されます。街中でこの写真のような「水」スポットを見つけると、しばし散歩の足を止め、心地よい流れの音に身をまかせる事があります。赤いバケツが差し色となって渋い画になりました。
階段で毛づくろい中の猫を発見。少し高いところで日向があると高確率で猫がいる気がします。ちょうどスポットのように日向が階段上にできていて、猫が目立つ格好になりました。しばし毛づくろいしている様を眺めつつ、1枚パシャ!シャッターを切った途端こちらを一瞥、「失礼致しました~。」とそそくさと退散しました。
路地裏でお食事中に遭遇。近づきたいので、そろり・そろりと忍び足で近づきましたが・・・。バレました。元より食事を邪魔するつもりは毛頭なかったのですが、その場で一枚撮らせて頂きました。こういったローアングルでもα7IIのチルト液晶があれば楽な姿勢で撮影できます。
近くには安産祈願で有名な「鬼子母神堂」がありました。境内は「しん」と静まり返り市街地とは思えない空間を感じました。しばらくして、一匹するすると現れました。どこからともなく現れたこの猫。逆光が神々しく感じました。
つかず離れずの距離にいるものの、なかなかこちらを振り向いてはくれません。前に回ろうとしても、するっとすり抜けてそっぽを向かれてしまいました。正面から撮ろうとしてウロウロ歩き回れども、そっぽを向かれ続ける私は、周りの人から見れば滑稽だったことでしょう。
最後の最後で堂々としたお背中を頂きました。太陽の光が背中の毛並みを滑るように流れてとても美しかったです。最後までお顔を取らせてはもらえませんでしたが、ある意味でこの猫の「気高さ」みたいなものを感じてしまいました。α7IIと標準ズームレンズ1本の身軽な装備が今回の気軽な散歩を助けてくれました。また次回いろいろな猫スポットを巡ってみようと思います。
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