雨、夜の浅草を歩く
秋はほかの季節と比べ、訪れが最も曖昧な季節ではないかと思います。
気温の変化、木々の紅葉、雲の形。
中でもこの季節特有の、いわゆる“秋雨前線”と呼ばれる気候は秋の訪れを身近に感じやすいですね。
雨が降りそうでなかなか降らない。そんな中途半端な天気では外出するのも億劫になりがちですが、
カメラがあればそんな気持ちを少し後押ししてくれます。
今回はそんなどんよりした雲の下、カメラを携えて浅草を歩いてみました。
店先の垂れ幕。
きわめてシンプルな“和”の形が目に留まりました。
はじめのうちは何とか落ち着いていた曇り空から、遂に雨が降り始めました。
駆け込んだ仲見世通りの屋根の下からはスカイツリーが見えました。
雨が少し落ち着いたので撮影再開。
本物の鳩は雨でいなくなってしまったので、ちょうどいい位置にあった鳩の石像を撮影。
かなり男前な目をしています。
工事現場のフェンス越しに花やしきのタワーを撮影。
レンズの絞り解放で周辺光量が少し落ちるので、柔らかいボケと相まって中央のタワーが際立ちます。
夜になるとライトアップが始まりますが、中央の赤い提灯よりも金箔の貼られた左右の提灯の方が光を反射して目立っていました。
タイトルの画像も含め、今回掲載した写真は全てISO400で撮影しています。
マイクロフォーサーズとはいえ、暗いシチュエーションでも画像が荒れることはほとんどありません。
明るいレンズとしっかりと効く手振れ補正、そして感度の良いレリーズのおかげで全くブレることなく撮影できました。
Panasonic (パナソニック) LUMIX DC-G9 PRO ボディ
Panasonic (パナソニック) LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH.
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