【CarlZeiss】Batis 40mm F2 CF & Batis 135mm F2.8 冬のポートレート
SONY α7III + CarlZeiss Batis 40mm F2 CF
F2 1/40 ISO-200
SONY α7III + CarlZeiss Batis 135mm F2.8
F2.8 1/200 ISO-8000
先月発売したばかりで注目を浴びている「Batis 40mm F2 CF」
ポートレートによく使われる「Batis 135mm F2.8」
この2本を使用してポートーレート作例を撮影してきました。
冬のポートレートらしく、イルミネーション背景をメインとして撮影してきましたが、そのボケ具合はどのようにして表現されるのでしょうか。
今回使用したカメラは全てSONY α7IIIです。
CarlZeiss Batis 40mm F2 CF
F2 1/40 ISO-125
手前と奥行のボケを意識し、少し下からあおって足を長くみせる工夫をしています。
50mmより少し広角になるので、
ポートレートで全身を切り取る時には手足が長く見え、ボケも程よくあるのでとても使いやすいレンズでした。
CarlZeiss Batis 135mm F2.8
F2.8 1/80 ISO-8000
続いて135mm。
奥のボケ具合をみると、少しだけ円径に滑らかにボケていました。
深く強くボケるのでモデルを惹き立てます。
α7IIIは暗くても瞳AFがきちんと反応し、
ISO感度を大きくあげてもノイズ感は気にならなく、
とても素晴らしい性能を発揮してくれました。
CarlZeiss Batis 135mm F2.8
F2.8 1/320 ISO-10000
CarlZeiss Batis 135mm F2.8
F3.2 1/30 ISO-12800
気が付けば辺りがすっかり暗くなり、イルミネーション撮影へ。
いつもモデルでお願いしている彼女はクールな表情が多いのですが、
この日は柔らかい表情や素敵な笑顔も見せてくれました。
135mmレンズの難しいところは、なによりモデルとの距離感。
普通のOLの友達にモデルをお願いしているため、いつも世間話をして表情作りをしながら撮影するのですが、
135mmは距離が遠い為に中々会話が出来ません。
でもα7IIIはファインダーから顔を離してモニターを見ながらスムーズに撮影出来るので、
ジェスチャーを出しやすく、カメラから顔を離すので声がよく届きます。
135mmのレンズでも充分モデルと会話が可能です。
長年キヤノンのカメラでファインダーを覗きながらの撮影をしていたので、とても新鮮で使い易かったです!
CarlZeiss Batis 40mm F2 CF
F2.8 1/40 ISO-6400
CarlZeiss Batis 40mm F2 CF
F2 1/40 ISO-2000
モデルに近づいて撮影すると、背景ボケの具合も大分変わります。
CarlZeiss Batis 40mm F2 CF
F2 1/40 ISO-6400
CarlZeiss Batis 40mm F2 CF
F2 1/40 ISO-1250
CarlZeiss Batis 135mm F2.8
F2.8 1/160 ISO-10000
最後2枚のモデル写真は少し似た雰囲気のものを掲載したので見比べて頂ければと思います。
イルミネーション撮影時はかなり暗い環境での撮影でしたが、
Batisレンズは40mmと135mmどちらもAF反応に違和感がなくスムーズな撮影が可能です。
瞳AFもどちらもあまり迷うことが無く優秀なものでした。
Batis40mmは非常に自然で滑らかなボケ味なので、
背景ボケが煩くなりすぎず、モデルを上品に惹き立たせます。
Batis135mmのボケ味はウェディングや広告で使われるような、
かなり強いボケ味で、モデルを美しく浮かび上がらせます。
どちらも特徴がしっかり分かれていて使い易いレンズですので、2本ともおすすめです。
しかもBatis40mmが361g、Batis135mmが614gと、とても軽量!!
女性の私が2本持っていても、重くなく苦痛のない撮影が出来ました!
α7IIIも650gという軽量さなので、レンズ2本と合わせても2kg届かないのです。
キヤノンユーザーだった私としては、
信じられない軽量感、夜間でISO感度を上げてもとても美しいこの高画質。
ISO12800に上げて撮影した写真を原寸大で見ても、今までの機材に比べかなりノイズが少なかったことに驚きです。
CarlZeiss Batis 135mm F2.8
F2.8 1/160 ISO-10000
今回のイルミネーション撮影はほとんど後楽園での撮影でした。
冬のポートレート撮影にとてもおすすめです。ぜひ行ってみて下さい。
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