年始めの忙しさも落ち着き始めた1月中旬。
朝出勤してみると、そこには1月25日発売予定の「SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM」が!
年始に写真を撮ったっきり、休日は家でゴロゴロ。そんな姿をふと思い出すと「よし、撮りに行くぞ」という気持ちになってきました。
発売までに少しでも画像をお届けできればと思い、簡単なインプレッションも兼ねて、今回は観光客で賑わう冬の浅草へ足を運んでみました。
焦点距離:28mm 絞り:F1.4 シャッタースピード:1/1000秒 ISO:800
使用機材:SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM + Canon EOS 5D Mark IV
地下鉄都営線を乗り継いで浅草へ到着。
地上に出た記念に目の前の看板を撮ると、なだらかな前後のボケに心躍ります。
今日は楽しく撮影できそうだと、軽い足取りで進んでいきます。
焦点距離:28mm 絞り:F1.4 シャッタースピード:1/1000秒 ISO:800
使用機材:SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM + Canon EOS 5D Mark IV
大通りに進む途中、お茶目なオブジェと目が合いました。
レンズ先端から40cmほど距離を取っていますが、画面全体で歪みを抑制したArt 28mm F1.4 DG HSMは、接近しても気になる歪みは見受けられません。
個人の見解ではありますが、この歪みの小ささを活かして、準広角レンズのような使い方もできるかもと胸が躍りました。
焦点距離:28mm 絞り:F1.4 シャッタースピード:1/5000秒 ISO:100
使用機材:SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM + Canon EOS 5D Mark IV
日暮れの早い冬だから当然と思いつつも、駅前の看板に差し込んだ光に思わず足が止まりました。
ファインダー越しに広がる光の滲みが美しく、写欲が増していく感覚を覚えます。
焦点距離:28mm 絞り:F1.4 シャッタースピード:1/6400秒 ISO:800
使用機材:SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM + Canon EOS 5D Mark IV
28mmといえばスナップ撮影で好まれる画角。
普段はスナップ撮影しないものの、たまには良いかもと挑戦してみることに。
結果はというと、ご覧のとおり。被写体と距離感を保つのは難しいです。あの子のように、もっと勉強頑張らなくては。
焦点距離:28mm 絞り:F4 シャッタースピード:1/125秒 ISO:100
使用機材:SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM + Canon EOS 5D Mark IV
観光センターから一望する浅草。一望できるスポットは訪れたくなる性分で、念願叶って初訪問です。
絞り値をF4まで絞ることで、開放時特有の滲みや周辺画質工場により、隅々までシャープに描写してくれます。
EOS 5D Mark IVの高解像力も相まって、遠くの景色まで克明に記録されています。
「あそこに行ってみたい」とワクワクする気持ちが湧いてきます。
焦点距離:28mm 絞り:F1.4 シャッタースピード:1/200秒 ISO:160
使用機材:SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM + Canon EOS 5D Mark IV
焦点距離:28mm 絞り:F1.4 シャッタースピード:1/40秒 ISO:160
使用機材:SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM + Canon EOS 5D Mark IV
有名なパンケーキ屋の話を思い出し、せっかくだからと足を運んでみました。
小さなお店に、賑やかな店内。皆がスマートデバイスを手にしながら談笑する中、懐かしさ漂う卓上の星座占い盤に目が向きました。
遠い記憶がよみがえってくる、不思議な不思議な感覚。パンケーキの優しい甘さも一役買っているかも。
肝心のパンケーキを撮り忘れたから、また来よう。
焦点距離:28mm 絞り:F1.4 シャッタースピード:1/13秒 ISO:800
使用機材:SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM + Canon EOS 5D Mark IV
日没の浅草を歩いていると、なぜだか来てしまったスカイツリー。間近で見ると相当な迫力です。
特撮モノで敵が巨大化する瞬間、勇者たちが抱く絶望感とはこのような感じだろうか。
真面目に考えたりすると、逆にそれが面白かったり。
新レンズ「SIGMA Art 28mm F1.4 DG HSM」、いかがでしたか。
865g(シグマ用)という重量も、ハンドリングを考慮したであろう太さの鏡筒のおかげで、無理なく取回せる印象を受けました。
また描写性能についても、寄ってよし、離れてよし。様々な撮影に対応してくれそうだという期待がさらに膨らみました。
より広角でF1.4を達成するレンズの方がインパクトは絶大ですが、
そのような中にあっても28mmは、自然な広がりと遠近感という点で、いつの時代も良きパートナーで有り続けるのだろうと思います。
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