平素よりマップカメラをご愛顧賜りまして、誠に有難うございます。お陰様でライカブティック MapCamera Shinjukuは、2月20日にオープン6周年を迎えることが出来ました。これまでに支えてくださったお客様のおかげと感謝申し上げます。 また『Leica Qチタングレー』等の豪華賞品が貰えるLEICA SMILE PHOTO CONTESTを開催しており多くのお客様にご応募いただいております。残すところ2日になりますので奮ってご応募のほどよろしくお願いいたします。
今回は「LEICA SMILE PHOTO CONTEST」の対象商品でもある『Q』についてお話しさせていただきます。 ライカライフといってもまだまだ入口に立ったばかりで歴代の所有はX2と本日紹介する『Q』のみの私です。
ライカといえばM型と各種のレンズを楽しむことが本筋かもしれないですが、レンズが固定されすぐに撮影できる一体型が好きでついつい手に取ってしまう。この『Q』は28㎜広角ですがF1.7のズミルックス装備で十分に所有欲も満足させてくれます。しかもEVFではありますがファインダー装備・M型から引き継がれるボディ両端の曲線は「ライカ」で撮影していることを実感させてくれるのです。
付き合いの長くなるカメラの条件として常に持ち歩きたい一台かどうかがわたしにとっては重要です。小型とは一概に言えないかもしれませんがこの『Q』は、外出時には常にかばんの中に入れて持ち歩けるし、様々な状況でしっかりと作品を残してくれる。
現在のデジタルカメラには標準装備であるが、以前使用していたX2にはない点でWi-Fi接続が可能な点もありがたい。出先であれ撮った画像をすぐにスマホに納め、インスタにあげたりラインで送ることが出来るのはやはり現在では重要な点ではないでしょうか。
広角28mmは非常にありがたく街撮りのスナップ撮影でもたいがいの状況をカバーしてくれます。ファインダーを覗いてじっくりと構えてもよいし、モニターで確認すればハイアングルやローアングルもお手のもの。例えば室内での食事会などでも広い視野で友達の記念写真をとるにも大活躍するのです。
デジタルになって便利な点はISOが幅広く使用できる点もあります。ライブなどの暗所でも手持ちで十分撮影できる感度をもっています。多少絵がざらつくところも 私の中では許容範囲内です。
また『Q』にはマクロ機能もあり、従来のライカではできなっかったテーブルフォトや 草花の近接も撮影できる楽しさがあります。表現の幅が広く、撮ることへの欲求を阻害しないで様々なシュチュエーションを捉えることが出来る。
フルサイズセンサーの利点センサーサイズとレンズの性能で細密な描写がここちよい。大げさすぎない色づくりは時として他のカメラと比べると見劣りするかもしれないですがこれでこそライカと言いたくなる飽きのこない描写。モノクロが好きで多用するのですが階調性・描写もしっくりくるのはライカの神髄ではないでしょうか。
あるカメラマン曰く、28㎜とデジタルの利点を生かし、臆せずシャッターを切る。フルサイズでとらえた絵はトリミングしても十分耐えうる描写をしてくれる。逃したくないイメージを撮影するという点に関してのこの方法は私も多用させていただいています。
いい写真を撮るためのカメラの条件は私の場合、どれだけ生活の中で一緒にいられるか。そのカメラを持つことで常に撮る時のテンションを上げてくれるか、であるような気がします。
他にも性能が優れたカメラ、お手頃な価格のカメラ、優秀なカメラは数知れないですがなぜライカなのかといわれるとこの2点を満たしてくれるからであると思います。所有欲とブランド力も男にとっては重要な要素ではないでしょうか。カメラを知っている人はすぐに気づいてくれるし、どんな場面でもこの佇まいは臆することなく取り出して構えることが出来るのです。なかなか敷居が高いと思っている方こそ、今手にすべきライカの一台であるとおすすめ出来ますので、ご検討ください。