【新元号令和、平成を振り返る】渋谷を見上げて
焦点距離:35mm 絞り:F2 シャッタースピード:1/2000秒 ISO:100
あと、数週間で平成が終わる。
約31年間、数多のカメラが登場しました。
その中の1台。ずっと前から気になっているカメラが私にはありました。そのカメラの名は「DSC-RX1R」
小型ボディにフルサイズセンサーを搭載。
解像度をさらに高めるローパスフィルターレス仕様。
有効約2430万画素。
カールツァイス「ゾナーT*」35mm F2 単焦点レンズ。
フルサイズコンパクトという新たなカテゴリーを生み出したこの機体。
「使ってみたい。」
ずっと心の中で想い続けてきました。
平成が終わってしまうその前に・・・。
ついに決心した私は、カメラを片手に渋谷周辺をスナップしてきました。
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焦点距離:35mm 絞り:F5.6 シャッタースピード:1/2000秒 ISO:100
アオリのアングルで狙うのが好きです。電子ビューファインダーの「FDA-EV1MK」を装着しての撮影でした。日中の日差しが強い中での撮影画像確認に有利なのはもちろん、このようなアオリのアングルを狙う際にも、90度のアングルがつくので、普通に構えるよりも狙いやすくなります。
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焦点距離:35mm 絞り:F5 シャッタースピード:1/640秒 ISO:100
焦点距離:35mm 絞り:F2 シャッタースピード:1/2000秒 ISO:100
花びら一枚一枚を解像できているのは、このボディ専用設計「35mmF2レンズ」のおかげだと思います。
逆光から先ほどの桜を狙ってみましたが、光の溢れる様が綺麗ですね。T*コーティングの逆光耐性の強さがわかるカットでした。
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焦点距離:35mm 絞り:F4.5 シャッタースピード:1/640秒 ISO:100
「モアレでるかな・・・。」と思い写してみましたが。そこまで気にはなりませんでした。
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焦点距離:35mm 絞り:F3.5 シャッタースピード:1/320秒 ISO:100
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焦点距離:35mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/400秒 ISO:100
焦点距離:35mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/100秒 ISO:100
お稲荷様に「失礼いたします。」とちょっと寄らせていただきました。石像の質感が良く描写されています。
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焦点距離:35mm 絞り:F2.8 シャッタースピード:1/2000秒 ISO:100
焦点距離:35mm 絞り:F2 シャッタースピード:1/160秒 ISO:100
2枚目の電球は、マクロ切り替えをしてがっぷりと寄ったカットです。このカメラは35mm単焦点で、レンズは非交換式ですが、これだけ寄れると多彩な表現ができて、嬉しいですね。ピント面とよく言われますが、これだけ深度が浅いと「面」という表現の的確さがよくわかります。
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焦点距離:35mm 絞り:F2 シャッタースピード:1/1250秒 ISO:100
この一枚もなんとなくレンズを向けてみた公衆電話ボックスですが、撮影後に見返してみると、独特の存在感が写っており、気に入ってしまいました。
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焦点距離:35mm 絞り:F8 シャッタースピード:1/640秒 ISO:100
焦点距離:35mm 絞り:F10 シャッタースピード:1/400秒 ISO:100
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如何でしたでしょうか?
正直、このカメラ・・・「欲しい!」
と思ってしまいました。
コンデジとフルサイズの丁度中間、といった絶妙なボディサイズ。
ボディはコンパクトだが、省力されすぎていないボタン類、操作感の良さ。
独特の雰囲気を写しとってくれる「Carl Zeiss SonnarT* 35mm F2.0」
なによりも解像力を追求した「ローパスフィルターレス仕様」
全てが、このボディに詰まっています。
後は、撮るだけです。
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