【Canon】カメラを持って奥多摩方面へ
単純な興味から三年ほど前にCanon 80Dを購入しました。
以来、休日になればカメラを持って写真を撮りに出かける日が増えました。
初めは自分の知っている範囲内で写真を撮る事に満足をしていましたが、それでは飽き足らずに、少しずつ、まだ訪れた事のない場所へと足を運ぶようになりました。
とある休日前、明日はどこへ行こうか、と考えを巡らせ、今回は東京の奥多摩方面にある白丸ダムを訪れてみる事にしました。
JR青梅線鳩ノ巣駅。
青梅線にある木造の無人駅です。
山々に囲まれ、穏やかな時間が流れてるようです。
月並みですが、東京都にもこんなに静かな場所があるんだ、というのが素直な感想です。
目的地は駅から徒歩10分程の場所らしいのですが、当然の事ながら土地勘はないので闇雲に歩く事になります。
ダムと言うからには川の音がするのだろう。
能天気に考えながらそれらしき音のする方へ歩みを進めてみました。
途中、鳩ノ巣渓谷という場所へ繋がる道がありました。
せっかくのなので渓谷を歩きながら、目的地を目指してみました。
普段では見られない景色をゆっくりと歩きながら写真を撮っていきます。
川の流れや大きな岩など、ダイナミックな自然を写真に納められるように心がけました。
写真を撮りながら山道を1時間程歩いたでしょうか。
コンクリート造りの建物を通過して、ようやく目的地付近にある案内を見つけました。
その先にある長い階段を上っていきます。
階段を登り切ったところで白丸ダムの全体を見ることができました。
山奥の中にあるコンクリート造りの建物。
このような景色をみるのは初めての事でした。
長くて大きな階段を下り切り、頭上を見上げます。
今回撮りたかった白丸ダムの螺旋階段です。
ホワイトバランスをケルビンに変え、コンクリートの鋭く冷たい色に合わせて撮りました。
ひんやりとした青色が初夏の暑さを忘れさせてくれます。
ここでは大きな螺旋階段の奥行を出せるように心がけて写真を撮りました。
目的の被写体を写真に収めた時の気持ちよさ、というのは他の何にも変えられることがありません。
出口から地上へ出ると、そこにはきれいなエメラルドグリーンの湖が広がっていました。
秘境というのには大げさかもしれませんが、目の前に広がる大自然に終始ため息をついてばかりでした。
奥多摩方面の自然に圧倒され、満足した気持ちで、今回は帰路につきます。
今後もカメラを持って、まだ訪れたことのない場所へ足を運び続けます。
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