【増税前にデビュー】ハッセルブラッドVシステム
プロカメラマンが持つ機材の代名詞であったハッセルブラッドのVシステム。
2013年にVシステムカメラの製造が終了されましたが、今なお人気の高さを誇っているカメラシステムです。
今年6月にはVマウントシステムにも対応したデジタルバック「CFV II 50C」の開発発表がされ再び注目を集めています。
今回は昨年製造が終了したフジフイルムのACROS 100をカメラに詰めて撮影してきました。
使用したカメラが71年製ということもあり昭和感漂う商店街へ撮影へ。
ピント面の描写力はさることながらアウトフォーカスのなだらかなボケ感は中版カメラならでは。立体感を引き立ててくれます。
ノンコートのC 80mm F2.8は諧調性に優れモノクロ撮影で使うにはうってつけのレンズです。
心霊写真…ではないですが、カーブミラーの汚れが偶然にも人影のようになっていました。
色彩情報が無い分、肉眼で見た時よりもなんだか恐ろしい写真になってしまいました。
ファインダーを覗きシャッターチャンスを待つ時間も写真を撮る楽しさの一つだと思います。
じっくりとファインダーを覗いて撮影した写真を見返すと撮影した前後の記憶まで蘇るのは私だけでしょうか。
最新のデジタルカメラもさることながら増税前のこの機会に過去の名機を購入しカメラライフを楽しんでみるのもいかがでしょうか。