【増税前にデビュー】TL2と行く。
足を延ばすことが多かったです。
夜行バスに飛び乗り京都へ行ったり
目的地を鳥取県、某砂丘にしレンタカーを走らせたり。
(帰りはレンタカーの返却リミットが迫りタイムアタックな
帰路となり、あまりゆっくりはできませんでした)
今回使用したレンズは、
ライカ・スクリューマウントのNikkor 50mm F1.4です
口径には当時の呼び名(日本光学)で
NIPPON KOGAKUと刻まれているレンズです。
ズマリット50mm F1.5を気にかけていましたが
同時に類似の明るさを持つもので何かほかにもない物かと
探していた時に見つけたレンズです。
ライカ・スクリューマウント互換として作られた当レンズ
近接が可能なところが特徴的。
約3.5feet(約1m)まで距離計に連動し、
そこで一度ヘリコイドが止まりますが、
その先も少し力を入れて回すと
なんと最短1.5feet(約45cm)まで寄ることができます。
(TL2はAPS-Cサイズセンサーの為、35mm判換算で約75mm)
水面に映るハイライトが滲み、偏曲的な色味が優しくでます。
鳥取砂丘、私がずっと行きたいと憧れを抱いていた場所。
お酒に酔っ払うと鳥取砂丘の話をしだす…と
友人から何度かクレームを受けていました。
が、今回ようやく行けたので解消されたかと。
砂丘をひと山越えると海が現れます。
かつてライカを持ちこの砂丘で写真を撮り続けた
巨匠植田正治はとてつもなく足腰が強かったのだろう…
どこか遠くの星に来たような果てしなく広がる砂丘の中
砂に足を取られ息を切らしながらも、「このままどこまでも行けるだろう」
そう思えるのもTLシリーズの人間工学に基づいたデザインが
手に馴染み静かに寄り添ってくれたからだと思います。
絞り込めば鋭く、優しい描写の中に鮮やかさを取り込んで
国内パワースポットの中でも最強を誇る伊勢神宮、の木
柄杓
TL2のモノクロモードで撮影しましたが
上から下にかけて日当たりの違いや
奥の葉の階調を描写してくれます。
今回の旅、東京~鳥取県間を車移動で過ごしましたが
USB(Type-C)端子が搭載されておりUSB充電が可能です。
簡易的な充電機能は私たちのフットワークまで軽くなり
撮影の幅を広げてくれます。
一度カメラを構えピントを合わせる行為は、
初めて訪れた場所に自分自身もリンクさせてくれるような気がします。
純正のレンズを付けてAF/AEで素早く撮影する事も可能ですが、
慌ただしい旅だからこそ、
マニュアルで自分の欲しい描写を持つレンズを付けて撮影したいところです。
今回使用した機材はこちら
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