【新発売】待望のCanonフルサイズミラーレス対応大三元
本日2019年9月27日、Canonの広角ズームRF15-35mm F2.8 L IS USM、標準ズームRF24-70mm F2.8 L IS USMが発売されました。ズーム全域でF2.8の明るさを保つ、フルサイズミラーレス用のいわゆる「大三元」の登場です。
EOS R + RF15-35mm F2.8 L IS USM | 15mm | 1/200 | F5 | ISO100
積み上げられた菰樽(こもだる)に、夕日が射していました。さすがのLレンズの精細さ。陽が当たっているところもそうでないところも、見事に描写されています。樽にはそれぞれブランドを主張する絵柄が施され、見ているだけでも楽しめました。
EOS R + RF15-35mm F2.8 L IS USM | 15mm | 1/160 | F4.5 | ISO100
身体を拭いてもらっている馬を間近で撮影。液晶モニターのバリアングル機能を使い、下の方から狙いました。少し無理な体勢になっても、レンズが重すぎることがないので、バランスを崩すことはありませんでした。15mmならではの迫力のアングルです。
馬はこのあと砂場に連れて行かれたと思ったら、豪快に砂に身体を擦り付けていました。せっかく綺麗になったところなのにと思うのですが、馬には馬の心地よさがあるのでしょう。
EOS R + RF15-35mm F2.8 L IS USM | 15mm | 1/80 | F3.2 | ISO100
対になった大きなご神木にしめ縄がかかっているところを、広角端で広く撮りました。日が暮れてきましたが、ISがついているので安心して手持ちで撮影できます。風景、旅行、街撮りなど、幅広く活躍してくれそうなレンズです。
EOS R + RF24-70mm F2.8 L IS USM | 70mm | 1/200 | F3.2 | ISO200
続いて、24-70mmです。こちらは「Rシステムにおける新たなスタンダードレンズ」とのこと。24-70mmという一番使いやすい焦点距離を網羅しており、視線を自然に画に落とし込めます。私はEF24-70mm F2.8 L USMを普段使用しているのですが、それに比べ100gほど軽い上にISもついているので、素晴らしい進化だと感じました。
まずは馬。先ほど飼育員さんに身体を拭いてもらった馬が、仲間にそれを報告しているかのような画が撮れました。馬の顔はおしゃべりの度に大きく揺れましたが、指定しておけば自動でピントを追ってくれたので、問題なく撮影することができました。
EOS R + RF24-70mm F2.8 L IS USM | 70mm | 1/250 | F3.5 | ISO100
最短撮影距離(0.38m)まで近づいて、馬の耳の柔らかな毛を捉えました。観察していると、耳をあちこちに向けて周囲の音を聞いていました。動物は音に敏感ですから、EOS Rのサイレントシャッター機能は役に立ちます。
ところで、よく「猫耳」などと言いますが、馬耳もかなり可愛らしいと思うのです。
EOS R + RF24-70mm F2.8 L IS USM | 37mm | 1/320 | F2.8 | ISO100
神社裏手にひっそりと存在する手水舎に光が射し、神々しく輝いていました。表側にある手水舎は、人がひっきりなしに訪れ賑わっていましたが、こちらは厳かでした。穴場を見つけたようで嬉しくなりました。
何を撮るかわからない、でもレンズ交換はしたくない、という「1本しか選べない状況で」選択されるのが、このRF24-70 F2.8 L IS USMという究極の1本でしょう。みなさんの心強い相棒になること間違いなしです。
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