【11月30日はカメラの日】父の使ったフィルムカメラ PENTAXLX
11月30日はカメラの日という事で、
私が紹介するカメラはPENTAX LXです。
ふと、昔父の使っていたカメラが実家の屋根裏にあるのではないかと探してみたところ、
長い事使われておらず埃を被った状態のフィルムカメラ、PENTAX LXを見つけました。
フィルムの入れ方も知らなかった私ですが、このカメラで撮影をしてみたいと、
近所でフィルムとボタン電池を買い、初めてのフィルムカメラを使用してみました。
長年使われず、傷や汚れ、カビも見られる状態の悪さですが、新しい電池を入れると露出計が動き、問題なく動作をしてくれました。
少し硬さのある巻上げレバーを上げ、シャッターボタンを押すと、
「カシャッ」と大きな音でシャッターを切ることができました。
フィルムを入れずとも、何度も触って聞きたくなるシャッター音。
私はこの音が好きです。
セルフタイマーはレバー操作で、4秒から12秒までのセットをする事ができます。
シャッターを押すと、「ジジジジッ」と音を立てながらレバーが元の位置へと動き出します。
最近のカメラしか知らなかった私にとって、こんなアナログな操作も面白く思います。
フィルムカメラで撮影できる写真、どこか懐かしさのある写りが私は好きです。
写真は富士山を撮りに富士五湖へ訪れた時のものです。
使用レンズはこちらの2本。
SMC PENTAX-A 35mm F2
SMC PENTAX-F 100-300mm F4.5-5.6
何十年も使われていなかったフィルムカメラですが、こうして今も尚美しい写真を撮る事ができる。
PENTAX LXはペンタックス(旭光学)の技術の結晶とも言えるフィルム時代の最高峰カメラ。
魅力ある1台です。
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