いざ、晩秋の鎌倉へ
筆者は以前、晩秋の頃となると毎年のように京都や奈良に出かけていました。
しかしここ数年、自らの忙しさや、現地の混雑ぶりから足が遠のいておりました。
「今年もきっと現地に行けば美しい紅葉が見られるのだろう」という思いがあり、
天気の良い休日のこと、急遽、近場ではありますが鎌倉へ。
用事があり出発が遅れ、昼頃からのお出かけとなりました。
ひとまず鶴岡八幡宮にお参りに。この地を訪れるときは必ずお参りにいく私にとって特別な場所です。
この後、徒歩で「竹の寺」として有名な報国寺へと急ぎます。
古い街ゆえに途中の道にも魅力的な景色が多く、ついカメラを向けてしまいます。
しかし、秋の日はつるべ落としとはよく言ったもので、到着した頃には、
まだ3時台だというのに、日差しが思いのほか低く、日影での撮影となってしまいました。
台風の影響で葉が散ってしまったためか、季節外れの桜が咲いておりました。
使用したのはいつもの愛機、OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II。
暗めの場所での撮影となりましたが、手振れ補正機構や発色の良さに助けられ、
まずまずの写真を撮影することができました。
苔の質感や色合いが、思いのほかうまく再現されてると思います。
何度も訪れたことのある土地でも、短い時間でも、一歩前に進めば新しい発見がある。そんなことに気がついた一日でした。
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