昨年某日、暖かい風が吹き始めた頃にとある孤島へ訪れました。
今回の旅のともにわたしが選んだカメラはCanon EOS RPとRF35mm F1.8です。
レンズキットで販売されている組み合わせということもあり、重さやサイズ感が丁度よく、
たくさん歩くと予想される今回の旅にはぴったりのペアでした。
焦点距離:35mm 絞り:F4.5 シャッタースピード:1/2000秒 ISO:250
360°海に囲まれた島という環境は無性に冒険心を駆りたてられます。
わくわくした気持ちをおさえながら船に揺られて10分ほど、無事に孤島へとたどり着きました。
焦点距離:35mm 絞り:F1.8 シャッタースピード:1/4000秒 ISO:250
整備された階段を下ると、すぐそこは海が一面に広がっていました。
でこぼこした岩場を慎重に進む中、自然とカメラのグリップを握る手にも力が籠ります。
海水に触れられる距離まで近づくと、海風の匂いをより濃く感じて心地よい気分になりました。
焦点距離:35mm 絞り:F2.2 シャッタースピード:1/500秒 ISO:250
木々が生繁える林道の中は木陰が多く、隙間から日の光が差し込んできます。
岩壁に広がる苔は眺めているだけで癒しを与えてくれます。
諧調豊かに描写してくれたことで、この林道を流れる爽やかな風に触れたことを思い出しました。
焦点距離:35mm 絞り:F1.8 シャッタースピード:1/160秒 ISO:250
このレンズはハーフマクロ機能(※)がつけているので苔の間に生えているシダ植物にフォーカスを合わせてみます。
(※最大撮影倍率0.5倍)
くせのないボケ味、開放でもピントの合う部分はシャープによく写ります。
ボケとキレ、双方の味が両立されている優秀なレンズです。
焦点距離:35mm 絞り:F1.8 シャッタースピード:1/30秒 ISO:250
トンネルの中はひんやりと涼しい空気を感じます。
日が差し込む空間があり、そこを撮影したところ装着してるフィルターが倉庫から持ち出した古いものだったため、
反射の影響を受けてしまいました。
つぎはちゃんとしたフィルターに変えてリベンジしたいと思います。
焦点距離:35mm 絞り:F1.8 シャッタースピード:1/3秒 ISO:250
こうしたトンネル内や夜などの暗い場所でも手ぶれ補正つき、解放F1.8という明るさが非常に頼もしく、撮影の手助けをしてくれます。
風景もポートレイトもスナップも万遍なく撮影をこなせる35mmという画角、EOR RPにつけるなら尚のこと外せない一本です。
現在ラインナップされているRFシリーズ上、もっともバランスのとれた唯一無二の組み合わせではないでしょうか。
みなさんも自分にぴったりな『』を旅のともに。