マップカメラ本館3階 Nikonフロアスタッフが綴るD780徹底レポート、
第四回となる今回は、機能面やスペックなどの深堀りのお話ではなく、
単純に、筆者のとある休日で写真を楽しんだブログをお送りいたします。
実を言いますと、筆者はプライベートでは新品で5年以上前に買ったカメラを未だ愛用しております。
最新を購入しなくとも、昔のカメラのスペックで充分楽しめると考えてしまう人間です。
果たして、私のような考えの者がNikon最新モデルを使ったらどのような感想になるか、
感じたことをすべて綴らせて頂きます。
お付き合い頂ければ、幸いでございます。
いつものストラップをつけ、斜め掛けにカメラを持ち、出かけたら、すぐ好きな光景に出会えました。
晴れの日の水たまりに写る青空、実はなかなか出会えないので、レアな光景です。
どうやったら青空が綺麗に写るか、考えておりましたら、このように地面付近から撮ろうと思いました。
ライブビューにし、画面を動かし、カメラを地面に近づけ、タッチでピントを合わせます。
私のカメラは画面が動かないので、画面が動くといとも簡単にこのような写真が撮れるので、
写真の表現の幅が広がると、感動いたしました。
行きたいお店があったので、目的を果たし、近くでランチを食べることに。
ぼーっと外を眺めていたら、なんだか不思議なものを発見いたしました。
こちらの銀色のものは灰皿でしょうか。
ここでは、Creative Picture Controlというものを使用してみました。
先ほどの写真は「ドラマ」対して上記の写真は「メランコリック」を使用しております。
普通に撮るよりも、オシャレでなぜか写真が上手になってしまう気分になります。
と、ここでお待ちかねがやって参りました。
せっかくですので、こちらを「モーニング」で撮影しました。(朝ではなくお昼過ぎですが…。)
明るいうちにお酒を楽しみ、余計なことを考えずに写真を楽しむのが、筆者の休日の楽しみ方のひとつです。
こちらは「チャコール」。
普通のモノクロ写真よりも何だか優しい気持ちになれますね。
ライブビューで撮ると、この色合いで構図を考えられるのでとても良かったです。
帰り際に、女性の店員さんに声をかけて頂きまして、少しだけお話をいたしました。
写真をはじめてみたいと考えているらしく、
「本格的な一眼レフって持っているだけでかっこいいですね!かっこいいカメラが欲しいです!」と言われ、正直驚きました。
日々お店で接客をしておりますと、カメラをはじめたい!と考えていらっしゃる女性の多くは、
軽くて可愛いミラーレスカメラを検討されている印象がありました。
ですので、やはり一眼レフは多くの人の「かっこいい憧れ」の頂点であると改めて感じました。
実際、私も一眼レフを使い続ける理由のひとつに、持つ喜びを感じていたのだなと改めて気づくことが出来ました。
気づけば、日が暮れてきました。
私は空を撮ることが好きなので、この写真を撮ったときに、色の表現の凄さを感じました。
この時間帯の空は、色が非常に難しく、赤が強くなったり、青が紫になったりしてしまうので、
いつもは自分で好きなホワイトバランスを設定しておりました。
しかしD780では、AUTOでこの青の空の色合いを表現してくれました。
見た空に非常に近い空の色で、設定を変えずに楽しむことが出来ます。
最後に行きたかった展覧会を楽しみ、帰り道は夜の街を撮影いたしました。
ここからは広角レンズに切り替えて撮影をしております。
AF-S NIKKOR 20mm F1.8G EDは、非常に軽く使いやすい広角レンズで、筆者のお気に入りのひとつです。
上記の写真は、動いているような写真を撮りたかったので、歩きながら撮影してみました。
ファインダーを覗いて撮ると、写真の端の端にオートフォーカスで合わせることが出来ません。
こちらの写真は銅像の目にピントを合わせていますが、
D780のライブビューですと、タッチで合わせることが出来ます。
しかも、ものすごくピントが合うのが速く、非常に驚きました。
オートフォーカスの合うスピードが速いと、タイムラグがなく次の撮影ができるので、撮影時にストレスを感じることが少なく、
若干角度や位置を変えたりして、何枚も撮影しておりました。
同じ構図で何枚も撮影しておくと、より気に入った写真を最後の選択が出来るので、大事なことのひとつです。
わずかな時間の節約で、ストレスを感じることなく、真摯に写真に集中が出来ると感じました。
そして、何より深く感動したのがこちらの写真でございまして、暗い場所でもオートフォーカスが合うことでございます。
こちらの写真の実際の状況は、葉の色が緑かどうかというのも肉眼では判断が難しいほどの暗さなのですが、
ライブビューで撮影すると、オートフォーカスで撮影することができ、かつこんなにも葉の緑を表現してくれるのは、非常に驚き、最新の技術の素晴らしさを感じました。
都会のざわめきが少ない静かな場所を見つけ、ゆっくり撮影を楽しみました。
街灯がほとんどない道端で見つけたこちらの可愛い花も、とても良い雰囲気で撮ることができました。
色もナチュラルで、自然な発色をしてくれております。
いつもの私のカメラは、夜撮影するときは、ホワイトバランスをAUTOにしていまいますと、不自然な色になってしまうことがほとんどですので、自分で細かく設定をしておりました。
それが夜でも、カメラの味付けに期待をしていいとなると、どんな色を出してくれるのか…という楽しみがひとつ増えるがします。
撮影に没頭していたら、気温も下がり、夜も遅くなってしまったので、今回はここで終了。
またお酒をほろり楽しみながら、この日1日の撮影を振り返ってみました。
最新である機種を持つということは、今までの自分で考えていた常識を上回る技術が搭載されること、
また、それにより、撮影が快適になることだけではなく、撮影の表現の幅が広がることに気づきました。
今まで撮れなかったものが、撮れるようになることは、それだけ写せるものが広がる…ということだと思います。
今まで浅はかな私の考え方として、最新のモデルを使用することは、
スペックが上がることにより、写真が今までよりも簡単に楽しめることだけだと思っておりました。
ですが、それだけではなく、今までなかった機能や高スペックを使いこなすことで、新たな表現が生まれる可能性が増え、写真を楽しむ方法が増えることだと深く感じました。
今回、D780を気に入った筆者は、下取り交換を使用して、買い替えをまじめに検討しております…。
私に丁度いいスペックであり、また非常に使いやすかったです。
私と同じような考えをお持ちのお客様、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
ぜひ、写真の感性の刺激を、新しい自分の写真と出会うために、D780にお買い換えしてみてはいかがでしょうか。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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