【マップカメラ情報】PENTAX K20D レポート
■1460万画素の高精細センサー
APS-Cサイズのデジタル一眼レフでは最大級の1460万画素(4672×3104 ピクセル)センサーを搭載。
ボディー内手ぶれ補正機能SR(Shake Reduction)がその高画質をアシストします。
■高性能を縦横無尽に使いこなせる豊富なカスタム機能
K10Dから引き継いだカスタム機能と、更にK20D独自のカスタムイメージと言うカラーモードなどが追加され、より絵作りに対して積極的に作者の意図を反映できるようになりました。
AF微調整機能や液晶モニターの明るさの調整ではなく色調整機能など、よりカメラをカスタマイズして使いたくなる機能が満載です。
ボディー内でのRAW現像処理は、撮影後K20Dだけで現像設定の変更も可能なので、その場でメディアダイレクトプリントなどをする場合に活用出来ます。
暗い場所でも撮影可能な高ISO感度にも対応、さらに手ブレを少なくするボディー内手ブレ補正機能搭載、ボディは水滴などにも強い防塵防滴性能を持っていますので、デジタル一眼レフ入門機としても安心して使えます!
■ライブビュー
ライブビュー機能がK20Dにも搭載されました。
背面の液晶画面を見ながら構図を決めてAFボタンを押すとAFがスタートします。この時、ミラーが下りて液晶画面表示が消えてしまいます。
殆どのデジタル一眼レフのライブビューは、ミラーが下りて液晶表示が消える方式ですが、この間に液晶画面に何らかのアナウンス(オートフォーカス中などの表示)もしくは、ピント位置の距離情報などを、リアルタイムで表示してくれたらなあなんて思うのですが、いかがでしょうか?
K20Dと同日発売のSONY α350はAF中も液晶表示が消えないハイブリッドタイプのライブビューになっているので、今後はこの方式に変わっていくのかも知れませんね。
AF合焦後に液晶画面表示が復活します。ここでシャッターボタンを押すとピントの合った状態での撮影が可能となります。
ライブビュー中は、ボディー内蔵の手ブレ補正機能SRのおかげで安定した映像で確認が出来ます。
両手を伸ばしたような状態での撮影では、手ブレ補正機能が本当にありがたいと感じました。
ライブビュー撮影は、柔軟なアングルでの撮影が可能になるので、写真表現の幅が広げる為にも積極的に使っていきたい機能です。
■ISO感度
ISO感度別のサンプルです。撮影データの一部を500万画素相当にトリミングして掲載しています。
カラーノイズがノイズが少なくISO800、ISO1600まで安心して常用出来る高感度に強いK20Dと言う結果となりました。
ISO1600でも色の分離が良いのがポイントです。
高感度が常用できるので、手ブレしないシャッタースピードに固定し、絞り値も作画の意図した絞りに固定して、ISO感度で露出をオートで調整するTAvモードが実用的に感じました。