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二眼レフは、いかがですか?!  その6

今回は東京光学機械の「プリモ ジュニア」です。
って、下の写真違うじゃん!と思われた方、掲載ミスというわけではありません。下はプリモ ジュニアの海外輸出版「ソイヤーズ マークⅣ」という機種です。残念ながら現在、どちらも在庫無しです。・・・すみません、どーしても紹介したかったんです。


ストラップは、マップオリジナルレザーストラップ LS-13。それとMボタンの絶妙な組み合せ!! かわいーでしょ!!

 画面サイズは4×4cm判、というわけで使用フィルムは通常の120ブローニー判より1回り小さい127フィルム。ベスト判と呼ばれていたもので、現在量販店での販売はありません。上の写真に写っているのはマコカラー200というEU(クロアチア)製のフィルムで、その他100のモノクロフィルムくらいしか現在手に入りません。120ブローニーを切断して使用する方もいるようですが・・・尊敬します、頑張ってください・・・でもこのマコカラー、いかにもヨーロッパっぽいこってり味のフィルムで、私は結構気に入っています。
 さて、ベスト判の二眼レフというと真っ先に思い浮かべるのがベビーローライですが、戦前のものを除いて巻き上げがノブ式になっていることを考えると、どうしても個人的にはプリモ ジュニアを応援したくなってしまいます。絞りやシャッター速度もセットしやすいし、ファインダーも以前紹介したプリモ フレックス同様、ピント合わせのしやすい明るいものです。赤窓式のフィルム装填は慣れが必要ですが、それさえ克服すれば、ローライフレックスとよく似た所作で撮影を楽しめる、本当によくできた子なんです。こんなカメラを会社の飲み会に携えていったら・・・・・・ もう、このパターンはやめましう、感度200じゃ室内だとブレちゃうし・・・


・・・兄弟・・・・・・やっぱり親子かな、ジュニアだし・・・

 出来上がった写真は、どうしてもまずフィルムの色のりに目がいってしまいますが、ピントの合った部分が力強く浮き上がってくるような独特の写りは、何枚撮っても飽きません。是非是非大手メーカーでまたフィルムを復活させてもらって、気軽に楽しみたいカメラです。
 なおご購入の際は、プリモフレックス同様、レンズにクモリが生じてるものが多いので、ご注意下さい。 ・・・と、珍しく真面目に締めくくって続く・・・  (文責・イット)

[ Category:etc. | 掲載日時:08年07月04日 11時40分 ]

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