【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】絶滅寸前!JR中央線201系
今、都内の電車で絶滅危惧種の筆頭に挙げられているのが、JR中央線快速電車の201系です。E233系への入替えが本格的に始まって僅か1年半余り。かつては201系の独占状態で運行されていたJR中央線快速電車でしたが、今や201系はいつ絶滅してもおかしくない状態です。
今や絶滅危惧種となった201系 2008年8月 荻窪駅にて撮影
キヤノンEOS Kiss DigitalX + EF70-200mmF4L IS USM
201系に代わって中央線快速の新しい顔になったE233系
2008年8月 荻窪駅にて撮影
キヤノンEOS Kiss DigitalX + EF70-200mmF4L IS USM
2007年9月、高架工事の進む武蔵小金井駅にて撮影。高架の下り線(右側)をE233系が発車した直後に、上り線(左側)に201系が入線してきたところです。この頃は数は減ったとはいえ、まだ201系の姿もそれほど珍しくはありませんでした。
SONY CyberShot-T9
2007年3月 青梅線川井駅付近にて
かつては青梅線を走る車両も201系一色でしたが、既に全ての車両が233系に取って代られたため、中央線からの乗り入れがない青梅~奥多摩間ではもはや201系を見ることはなくなりました。
キヤノンEOS Kiss DigitalX + EF-S17-85mmF4-5.6 IS USM
記録によれば中央線快速電車に201系の入線が始まったのは1979年だそうで、なんと201系は30年近くも走ってきたことになります。それを考えると入替えは当然といえるのですが、中央線快速電車はオレンジ色に塗られた201系が独占した時代が続いてきたため、別れを考えると辛くなります。鉄道倶楽部の執筆者コリドラスさんも以前記事の中で言ってましたが、ステンレス車両のE233が10年後に引退するとき、果たしてこんな気持ちになれるのかは疑問です。
時代の流れには逆らえないとは判っていても、もう少し一緒に居させて欲しいと思うストロベリーでした。