【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】寝台特急富士・はやぶさ A寝台の旅
幼い頃から憧れていたのは寝台特急、通称ブルートレイン。
私は北九州生まれで、埼玉育ち。夏になると生まれ故郷の北九州の母の実家に帰省するために、新幹線か寝台特急をよく利用していました。
国鉄からJRになって、21年。21年前には東京-九州間には5本の寝台特急が走っていました
21年経った今、富士・はやぶさだけになってしまい、その存在も風前の灯火・・・・
ダイヤ改正ごとにその去就が注目されています・・・・
そんな中、8月19日に最後の東京発九州行き寝台特急になってしまった「富士・はやぶさ号」で遅い夏の旅に出ました。
今回は、時間の都合上、名古屋駅より乗車
久しぶりの乗車なので、奮発してA寝台個室シングルDX
座席状態から、肘掛を上げて、座面下のレバーを操作すると、背もたれと、座面がスライドし、ベッド完成。
窓際のテーブルは中に専用の洗面台が隠されています。
列車は夜の東海道・山陽本線を疾走し、翌朝下関へ到着しました。
下関では東京から列車を牽引してきた、EF66が切り離され下関-門司間の関門トンネルは、EF81が牽引します
関門トンネルを通過し、門司駅へ到着すると、列車は、「はやぶさ 熊本行き」と、「富士 大分行き」に分かれます。
門司駅を発車すると、進行方向右側に門司機関区と、北九州貨物ターミナルが見えてきます。
門司機関区構内の駅側には、休車や廃車になった機関車などが留置されています。
私は今回、「富士 大分行き」に乗車していましたので、列車は日豊本線へ走り出しました。
西小倉駅を過ぎ、進行方向右側にJR九州小倉工場が見えてきます。
構内には、現在開発中のフリーゲージトレインの試験車両が留置されていました。
中津駅で下車し発車する列車を見送り
後続の特急ソニックで大分駅へ先回りします
偶然乗車した車両は7月19日から増結された新車でした。
大分駅にソニック到着してから11分後に東京から約17時間の旅を終え「寝台特急 富士」が到着しました。
来年の夏、大分駅で富士号を見ることができるのでしょうか?
そんなことを考えつつ、次の目的地へ向かいました。
撮影機材:キヤノンEOS40D+EF24-70mm F2.8L USM+SIGMA AF12-24mm FF4.5-5.6 EX DG HSM