【マップカメラ情報】OMシリーズの代表作 OM-3Ti
オリンパスのファイルムカメラのフラッグシップに位置するOM-3Tiは、現在でも人気の高いカメラである。
先代OM-3の発売から10年、1994年にチタンカバーの外装をまとって登場したのがOM-3Tiである。
根強い人気の裏には、まず今後も数十年はもつであろうと思われる徹底した作りの良さに魅力を感じるユーザーが多いからだと思う。
コンパクトなボディに防滴性能、メカニカルシャッター、マルチスポット測光など道具としての魅力が満載な点も魅力である。中でもSPDを使用した測光システムは、中央重点はもちろん単体露出計並みのマルチスポット測光を採用し、被写体のいくつかの点を選択しそこに中央の測光領域をあわせ平均した露出を算出する機能や、ハイライト部分またはシャドー部分を測光してそれを中心に露出を決定する基準演算方式など、使いこなせば露出を自在にコントロールできる楽しさも魅力一つである。
また、ズイコー90mmF2マクロ・21mmF2をはじめとする特徴のあるレンズも魅力の一つである。
【主なスペック】
型式 : TTLマニュアル露出35ミリMF一眼レフ
マウント : オリンパスOMマウント
フォーカス : マニュアルフォーカス
露出制御 :SPD使用、中央重点/スポット(マルチスポット)測光切替式
ハイライト/シャドー基準方式、演算可能
測光範囲 :ISO100・F1.2 EV0~19
フィルム感度 :ISO6~3200手動
ファインダー :ペンタ部固定
フィンダー倍率 :0.84倍、視野率:97%
スクリーン交換可能、スプリット・マイクロ併用スクリーン標準装備
視野内表示 :表示リミッター60秒、10秒間内部照明付、-3~+1Dpt視度調節可能
シャッター : 左右走行布幕機械式フォーカルプレン 1秒~1/2000秒・B Xシンクロ(1/60秒)
スーパーFP(全速度同調)発光可能
外装 :チタン外装
電源・電池 : LR44、SR44型電池2個
大きさ・重量 :136×84×50mm 510g
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