5月16日に今年も「秩父鉄道わくわく鉄道フェスタ」が開催されました。
今年は、秩父鉄道創立110周年という記念すべき年で、1000系（旧国鉄101系）置き換えのための7000系が運用を開始した特別な年です。。

まずは恒例機関車の並び。
秩父鉄道は、太平洋セメント熊谷工場への石灰石、燃料輸送を行っているので、貨物用に機関車が配備されています。

こちらは、臨時列車として運転されてきた、7000系と、去年展示されなかった1000系の関西線色が並んで展示されました。

人気のＳＬ「Ｃ58363」も展示され、隣には保線用の車両が展示され、普段なかなか見れない車両とあって、皆さんじっくり見てました。

パレオカラーの電気機関車デキ201は、小学生以下の子供対象で運転台体験が行われ、その隣の保存機関車デキ101も同じく小学生以下の子供対象で車掌さん体験ができて、機関車のデッキ上で記念撮影をする列が延びていました。

裏側の検査庫へ行くと、そこには懐かしの昭和63年まで走っていた「はだ色」と「あずき色」のツートンに塗装された1000系（旧国鉄101系）が、展示されていました。

1000系（旧国鉄101系）がこの色で塗装されたことは今まで一度もなく、もしリバイバル塗装編成を作るなら、ファンの間で「チョコバナナ」と呼ばれている「黄色」と「あずき色」のツートン塗装だよね～と言われ続けていたので、衝撃的な展示でした。

なお、秩父鉄道オリジナルカラーの「はだ色」と「あずき色」のツートンに塗装のリバイバルカラー車は5月30日の臨時列車から運転を開始し、「チョコバナナ」と呼ばれている「黄色」と「あずき色」のツートン塗装も期待通り登場し、11月中旬から運用されることと告知されていました。

毎年趣向を凝らしてファンを喜ばしてくれる秩父鉄道関係者の皆様、楽しい1日をありがとうございます。

撮影機材：キヤノンEOS40D+シグマAF24-70mm F2.8IF EX DG HSM+Tokina AT-X165PRO DX