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【マップカメラ情報】エントリーモデルNikon D5000、Canon EOS Kiss X3買うならドッチ?!

エントリーモデルNikon D5000、Canon EOS Kiss X3買うならドッチ?!

「これから始めるデジタル一眼レフ」エントリーモデル Nikon D5000とCanon EOS Kiss X3の比較と、デジタル一眼レフのギモンを解決!

NikonとCanonってどう違うの?

Nikon Ai Nikkor 20mm F3.5

Nikon D5000は、Nikon Fマウントと呼ばれるレンズシステムを使用します。このNikon Fマウントは1959年発売のNikon Fから50年も継続されて製造されている歴史を持つレンズマウントです。Nikon Fマウントのオートフォーカスレンズには2種類あり、カメラ内蔵のモーターを使用してオートフォーカスを実現するタイプのレンズ(AFレンズと言います)と、レンズ内に超音波モーター(SWM)を内蔵しカメラからは電気信号で制御するタイプのオートフォーカスレンズ(AF-Sレンズと言います)の2種類があります。D5000のオートフォーカスは後者のAF-Sレンズ(もしくはレンズ内モーター搭載のレンズ)でオートフォーカスが可能です。モーターを内蔵していないタイプのAFレンズは、マニュアルフォーカスで撮影が可能です。逆光や光の反射など、様々な撮影状況下でもしっかりと描写する最新鋭のレンズコーティング技術、「ナノクリスタルコート」レンズや、作品の味となる「ボケ」にこだわったDCレンズなども特徴的なレンズもラインナップされています。

Canon EF24-105mm F4L IS USM

Canonは、マニュアルフォーカスシステムをFL、FD、NewFDと進化させてきました。1987年、それまでボディーで行っていた絞りの制御メカニズムをレンズ内に置き、レンズ内にオートフォーカス制御用のモーターを内蔵し、様々な機構を電子制御で可能にした革新的な「EFレンズシステム」を誕生させました。EOS Kiss X3はこのEFレンズが使用できます。またデジタル一眼レフ専用のEF-Sレンズが使用できるのも特徴です。EOS Kiss X3 キットレンズのEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS、EF-S55-250mm F4-5.6 IS(Wズームキット付属)はこのデジタル一眼レフ専用設計のコンパクトなEF-Sレンズです。EFレンズのラインナップには、光学性能や耐久性などにこだわったLレンズ(=Luxury:贅沢な)というレンズ先端に赤い線の入った高級レンズがラインナップされているのも特徴です。人工蛍石やDOレンズなど独自の光学技術を活かしたレンズも豊富にそろっています。また、レンズマウントの特性を生かした、他社のレンズを装着を可能としたマウントアダプター(Nikonのレンズなども使用できます)が豊富なのもEFマウントの特徴です。

グリップが握りやすいのはどっち?

Canon EOS Kiss X3とNikon D5000の比較

EOS Kiss X3はグリップの形が良くできていて手の大きい人でも小さい人でもしっかりホールディング出来ます。ボディーの軽さもあり使い勝手は抜群です。

シャッター音が静かなのはどっち?

Nikon D5000シャッターボタン

シャッター音はD5000の方が静かです。EOS Kiss X3は小気味良いやや甲高いシャッター音がします。D5000は発生する音を押さえ込んだようなマイルドなシャッター音です。更に、D5000には静音撮影モードを搭載しています。撮影時に発生するメカニカルな「写真を撮るための音」と「写真を撮った後に出る音」を2つに分け、シャッターボタンを押すと前者を、シャッターボタンから指を離すと後者を別のタイミングで鳴らす仕組みで、それぞれの音を小さく、短くすることが可能になります。静かな場所での撮影では、シャッターボタンを押してまず撮影、室外や鞄の中などでシャッターボタンから指を離して静音撮影が出来ます。

一眼レフは色々な交換レンズがあるけど、古いレンズでも高画質で撮れるの?

倍率収差補正比較

NikonのD5000は、ボディー内にレンズの周辺などで起こる倍率色収差(色ズレで輪郭が甘くなる)を補正する機能がついています。白い壁面の輪郭などが赤や水色にぼやけずに、スッと白い線で描写されます(※レンズによっては効果が薄い場合もあります)。D5000なら豊富なニッコールレンズで(オートフォーカスレンズや、古いマニュアルフォーカスレンズも含めて)高画質な撮影を楽しめます。

ズームレンズって望遠レンズじゃないの?

Nikon AF-S DXED 10-24mm F3.5-4.5 G Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM

18-200mmなど、一本で広角から望遠撮影まで可能なズームレンズがあります。mmの前の数字が小さいと広い範囲が写る広角レンズ、数字が大きいと遠くの物を大きく写す望遠レンズとなります。100-400mmや80-400mmなどの望遠ズームレンズなどの他に、10-22mmなど超広角から標準域まで撮影可能な広角ズームレンズと呼ばれるレンズもあります。ズームレンズは望遠レンズを含む、X-Ymmの範囲を撮影可能なレンズを指します。

ズームレンズ以外に、単焦点レンズと呼ばれる焦点距離が変わらないレンズもあります。こちらはズーム機構が要らないため設計がシンプルになり、コンパクト化や光学性能の充実、ズームレンズには無い明るさ(F1.2、F1.4など)を持つレンズがあります。

超広角ズームレンズはNikonではAF-S DX NIKKOR 10-24mm F3.5-4.5G ED、CanonではEF-S10-22mm F3.5-4.5 USM、超望遠ズームレンズはNikonではAF-S VR Zoom-Nikkor ED 200-400mmF4G(IF)、Ai AF VR Zoom-Nikkor ED 80-400mm F4.5-5.6D、CanonではEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMが、あります。独特のパース感や遠近感など、これらのレンズだからこそ出来る写真表現があります。用途は風景撮影からスポーツ撮影まで様々なシーンで使用されています。

いっぱいボタンがあるけど、使いやすいのはどっち?

Nikon D5000、Canon EOS Kiss X3背面

D5000はシャッターボタンのそばに2個、背面に9個と方向ボタン、EOS Kiss X3は前面に2つ(1つはストロボポップアップボタン)、背面には13個(各方向ボタンも含む)とEOS Kiss X3の方がボタンが多く一見操作に迷いそうですが、ISO感度の変更ボタン、連写モードの設定ボタン、オートフォーカスモードの設定ボタンなど実用的な機能が割り当てられており、機能に直接アクセス出来るのでカメラに慣れば慣れるほど使いやすくなります。そしてEOS Kiss X3にはD5000には無い、絞りプレビューボタンがあるのもポイント。D5000は専用ボタンは少ないですが、背面のInfo設定ボタンを押せば液晶モニター上で各項目の設定を変更出来ます。また、変更した設定をリセットしたい場合は、ニコン伝統の「ツーボタンリセット」という方法があります。シャッターボタンのそばのInfoボタンと背面のInfo設定ボタンを同時押しで設定を戻すことが出来ます。どこの設定をいじったのか解らなくなったら、まずはツーボタンリセットを覚えておくと便利です。

ライブビューが使いやすいのはどっち?

Nikon D5000バリアングル液晶モニター

ライブビュー撮影は、角度を自由に設定できるバリアングル液晶モニターを搭載したD5000がなんと言っても便利。また、シャッターボタン半押しでオートフォーカスが使える点が、シンプルで使い勝手も良好です。

RAWって必要なの?

RAW撮影

RAWデータはCCDやCMOSセンサーからの情報を記録したデータで、画像補整を後で行うことが出来る特徴を持っています。JPEGデータよりもファイルサイズが大きくなりますので、大容量のSDカードが必要になります(D5000は約11MB、EOS Kiss X3は約20MB)。

D5000とEOS Kiss X3には、被写体を綺麗に写すシーンモードが予め用意されていますので、JPEG撮影でも綺麗な写真が撮れます。ただし、カメラお任せで撮影したら「顔が真っ暗だった」とか、「空の色がくすんで見える」なんて事があるかも知れません。そんな時に、RAWデータなら明るさ補正や、ホワイトバランスなどを撮影後に調整することが出来ます。

失敗したくない撮影(結婚式や運動会など)ではRAW+JPEG撮影などをしておくと、後で補正が出来るので便利です。

D5000にはカメラ本体にRAW画像の現像機能を搭載していますので、撮影時には構図やピント合わせに集中し、撮影後に細かい補正をカメラ内部で完結させることも可能です。また、別売りのCapture NXで、更に細かい調整や、他のフォトレタッチソフトに無い直感的な操作で簡単にフォトレタッチが出来ます。

動画撮影はどちらが使いやすいの?

Canon EOS Kiss X3モードダイヤル

EOS Kiss X3にはモードダイヤルに動画撮影モードがついているので、ダイヤルをセットするだけで動画撮影モードに切り替わります。電源を入れる前に動画モードにしておけば、電源onですぐ動画撮影スタンバイ。

D5000は、動画モードの様なダイヤル設定はありませんが、ライブビュースイッチをonにして、okボタンを押せば動画撮影がスタートします。モードの切り替えのわかりやすさはEOS Kiss X3、静止画、動画を切り替えなく簡単に撮るならD5000が便利です。

動画撮影中はオートフォーカスを使えるの?

Canon EOS Kiss X3フォーカススタートボタン

D5000は動画撮影中のオートフォーカスは使えません。EOS Kiss X3は動画撮影中も『*ボタン』を押せばオートフォーカスを使うことが出来ますが、動体予測などの機能はなく、オートフォーカス動作をさせると、もう一度フォーカスを合わせ直すのでぼけた状態からゆっくりピントが合っていきます。残念ながら動画撮影中のオートフォーカスは実用的ではありません。

動画撮影中はマニュアルフォーカスの撮影となりますが、ポジティブに捕らえて様々なマニュアルフォーカスレンズや、マウントアダプターを使った他社製レンズでの撮影も面白いですよ。マップカメラなら特徴的な中古レンズが数千円から取り揃えられています。

アナタにピッタリなデジタル一眼レフはどっち?!

写真に拘りたいアナタ。運動会、イベントなどで、ライブビューを活かした便利な撮影や、作品撮りの可能性を探している方は、他の人と差を付ける事が出来るバリアングル液晶搭載のD5000がオススメ。

Nikon D5000のオススメポイントは?

特徴

・D300、D90の機能をコンパクトなボディー詰め込み、バリアングル液晶モニターを搭載したNikonのデジタル一眼レフの意欲作。

・動く被写体にも強い。被写体がAFポイントから外れても一番近いフォーカスフレームが追従する3DトラッキングAF搭載。

・花や昆虫、ペットなどを撮影にはバリアングル液晶モニターによるライブビュー撮影は大変便利!

・パソコンが無くても、カメラの中で画像の補整やRAW現像が出来るので、思い通りの綺麗な写真プリントも楽しめます。

・10万回ものレリーズテストをクリアした、プロ機に匹敵するような信頼性の高いシャッターユニットを搭載。

■Nikon D5000のショッピングはこちら

もっとオシャレに写真を撮りたいアナタ。旅行に、散歩にいつでも持ち出したくなる小さくて軽いボディーで、カジュアルに写真撮影が楽しめるEOS Kiss X3がオススメ!

Canon EOS Kiss X3のオススメポイントは?

特徴

・夜景も綺麗に撮れる有効画素数1510万画素のEOS Kiss X3は、小さくて使いやすいく、Canonならではの機能満載のデジタル一眼レフです。

・初代のKiss Digitalから5機種目と言うこともあり、完成度の高さは言うまでもありません。

・EFレンズを使ったフルハイビジョンの動画撮影が、リーズナブルプライスで出来るのも大きな特徴です。

・Canon PIXUSプリンターとカメラを接続して、簡単綺麗なプリントが楽しめます。

・マウントアダプターを利用して、他社製のレンズを装着するなど発展性も見逃せません。
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[ Category:Canon | 掲載日時:09年06月09日 19時39分 ]

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