【マップカメラ情報】マップカメラ おすすめカメラ書籍 2009年9月
オールドレンズパラダイス
澤村徹 著 翔泳社 本書で紹介しているデジタル一眼レフカメラキャノンEOSシリーズは、レンズマウントから受光部までの距離が短いため、レンズマウントアダプターを介してさまざまなオールドレンズが使用可能。登場するレンズのマウントはM42 MountやY/C Mount、Exakta Mountに加え、中判カメラのマウントP‐Six MountやHasselblad V Mountなど、多種にわたっています。内容は、マウントごとに構成してあり、使い方のちょっとしたコツも含めた丁寧な解説で、マウントアダプター初心者からマニアまで幅広く楽しめます。 その他、、紹介記事はこちら 本書のご購入はこちら |
パリ散歩の時間
藤田 一咲 著 エイ出版 都市は実にフォトジェニック。特にパリは、写真術発明以来、多くの写真家にその魅力とともに撮影されてきました。19世紀から20世紀初頭にかの地の写真家アジェが丹念に記録した、第二帝政下のパリ改造事業で取り残された古い街並み。それは、なんだか街自体が時代を経た骨董品のようにも感じられます。現代のパリの風景写真の中からも、その光景の余韻は十分に味わうことができるでしょう。本書は、著者の視点を借りながら、そんなパリの街を徘徊する気分が味わえる、フォト&エッセイ集。まだパリに行ったことがない人でも、すでに行ったことがある人にもおすすめ。ガイドブック的にも使えます。 その他、お散歩関係本の紹介はこちら 本書のご購入はこちら |
CAMERA magazine
エイムック 今、あらためてそのレゾンデートルが問い直されているフィルムカメラ。フィルムカメラにしか写しこめないものや表現し得ないものがある、というのは果たして真実なのかそれとも幻想なのか。それを確かめるには自分自身で「フィルムカメラ」を使ってみるしかありません。そんなフィルムカメラの数少ない現行ガイドブックが本書。このムックシリーズでは、リアルタイムな「フィルムカメラの現在」を知ることができます。 その他、紹介記事はこちら 本書のご購入はこちら |
ハーフサイズカメラ遊楽
飯田鉄 著 エイ出版 OLYMPUS E-P1の発売で再度注目を集めることになったフィルムカメラOLYMPUS PENシリーズ。その魅力は、通常の35mm判フィルムの一コマをさらに半分にした「ハーフ判」であるということが一端となっています。ハーフサイズカメラの画質を落として撮影枚数を増すというその発想は、当時フィルムがまだ高価だった時代の産物ではありますが、その現代のトイカメラにも通じるようで異なる、ゆるい感じの写真は、現代の画素数至上主義のデジカメにはないゆったりとした時間の記憶を私たちにもたらしてくれます。 その他、紹介記事はこちら 本書のご購入はこちら |
peace
ハービー・山口 著 河出書房新社 70年代、パンクムーブメントの最中にあるロンドンで、アーティストらのポートレートを撮影し続けたハービー・山口氏による、現代日本の若者のポートレート。 どの若者も輝きに満ちている。それは希望に満ちているから輝いて見えるのか、その時しかないから輝いて見えるのか、外部からみているから輝いて見えるのか。たぶん、この輝きは誰が撮影しても写るものではないような気がする。その輝きはハービー氏と撮られた若者の間にあるもののような気がする。そんな輝きが詰まった一冊。 紹介記事はこちら 本書のご購入はこちら |
うめめ
梅 佳代 著 リトル・モア 絶妙のシャッターチャンスで記録された「決定的瞬間」。それらは、撮影されなければ瞬く間に逃げ去ってしまう。この写真集には、そんなスチルカメラでしかなしえないような表現がテンコ盛り。見ていて思わず吹き出してしまうような、これら瞬間の目撃者として、底抜けにハッピーな気分が味わえます。 その他、紹介記事はこちら 本書のご購入はこちら |